あまりに暇だったので、すごくひさしぶりにゲーム(エロゲー)をプレイしてしまいました。感想も書きましたが、「マージ」。
セーブデータを見ると去年の5月が最新のものだったので、9ヶ月間放っておいたわけか……。でもそれはやむを得ないんですよ。だってこのゲームで僕が興味あったのは、フォニームとマージで、アメリアは(というか年上のヒロインは)気が進まないし、エリカは嫌いだったから。ごく当然のようにフォニームシナリオをクリアして、マージシナリオをプレイしようと思ったら、「他の全員のシナリオを読むまでダメ」言いやがるでしょ、意気消沈するのもやむを得まい?
しかしクリアしてみるとエリカやアメリアもかわいくて仕方がなくなるケースというのは、なんというか、第一印象至上主義の面食い学派ロリ最右翼の身としては致命的です。ロリ巫女このはを見捨てていたのは私にあるまじき不徳ですが。
いいシナリオというものは、好きでもないヒロインを副作用的に好きにしてしまうものであることを再確認。まぁ、好きとか嫌いとか最初に言い出したのは誰なのかしらと聞かれてもわからないけれども、少なくともその大半はペン先三寸であっさりと引っくり返ってしまうものなのね。
ゲームは9ヶ月もご無沙汰しておいてはいたものの、音楽だけはちゃっかりよく聴いていたりしました。サントラCDが付いてきたのでそれを。「木漏れ日の下で」は癒されますねえ。お約束ですが「紡がれる心」「悲愴」あたりの物憂げなピアノ曲も好き。ただ「全ての愛するヒト」はもう少し歌の上手な人にお願いできなかったものかと。
それにしても。「マージ」に付いてきた素材集(というか素材集に付いてきたのがゲーム本編なわけですが)の画像データをつらつら眺めていると、なんだか切なくなるものがありますね。ブランドはとうに解散しててもう公式webすらありはしない…。
http://www.actress.ne.jp/
さて。次は「月陽炎」ですよー。てか古いエロゲーばかりですいません。あー。なんとなく絵が似ているなと思っていたけど、「月陽炎」って「Clover Heart's」と同じシナリオの人なんですか…(同じ声優まで出ている…)。「Clover Heart's」は肌に合わなかったのでちょっと嫌な予感。
肌に合うシナリオライターといえば、「マージ」の小林且典さんはいいかもしれません。作品によりけりですが、ああいう気弱で優柔不断なくせして性道徳心の強い主人公には落ち着くものがあります。自分にそういうところがあるからなのかな。とはいえ糾くんの気弱さ・軟弱さは病的に過ぎるきらいがありますが。それでも、ベッド上で君子豹変するような"流行病"に比べればはるかにマシです。
そんなわけで。「さくらむすび」の主人公はどうなんでしょうね。先越された上に途中で投げ出しやがった(おっと失言)hajicさんから非常に限定的な楽しみ方をご教授いただきましたがw
http://d.hatena.ne.jp/hajic/
ちなみに僕は「ゆのはな」、結局ひとりのエンディングにも辿り着けませんでした。最初に酒屋の娘(年上ヒロイン)を狙ったのが間違いかもしれません。なんていうか、コミカルな部分を読むのが非常にかったるい。僕はエロゲーで笑いたいばかりじゃないんだぁと。
hajicさんにおかれましては、ぜひとも頑張って笑ってやってくださいませ。陰ながら応援しております。