2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「ぼくらの」をギャルゲー的に読み解いてみる*1

美少女ゲームにおけるプレイヤー・リアリズム

美少女ゲーム(ギャルゲー)のテキストには、ずいぶん名言が多いなとは以前より感じていたことです。それが鼻につく場合も多々あるのですが、たとえば人生論的なもの、家族観や人間関係、社会認識的な経験論・箴言が実に多い。僕はそういう台詞をメモ帳に残…

初めての駐車違反

思いのほか待たされて、しかも伸びた面接を終えて車に戻ってみると、路上駐車してあったそれに放置車両確認標章が貼ってありました……。うう。 駐車場がいっぱいで時間も迫っていたのでやむなく、裏道だし車の通りも少ないから大丈夫だろうと思ったのが、運の…

彼女たちの流儀

彼女たちの流儀出版社/メーカー: 130cm発売日: 2006/06/23メディア: DVD購入: 3人 クリック: 55回この商品を含むブログ (27件) を見るみやま零さんのビジュアルに惹かれてプレイしましたが、コンプリートしてみて思ったのは、パッケージの裏に記されている「…

若者の間で吊り革握りのが大流行 ラッシュでは奪い合いも

「席譲らない乗客 放送の工夫必要」を読み、今春から働き始めた子供を持つ友人のことを思い出した。 彼女は10ヶ月の子供を抱いて電車で通勤し、勤務先近くの保育園に預けている。この2ヶ月間、一度も席を譲られたことがないそうだ。彼女は「10㌔の子供を抱き…

「適当に生きるな!!」2

初めまして。「適当に生きるな」というのは、単にとあるゲームで使われていた言葉。いちいち書かなきゃいけないのは、自分がそうやって生きてきたことへの戒め。何でもいいのです。自分の意識を喚起できるのなら。ただ、一方で、果てない夢を追いかける事は…

食べるという救い

ポストに挟んであった中華料理屋の出前メニュー。「御飯の部」の欄の「ライス」が350円という表示を見て、そのままゴミ箱に捨てたのは、おそらく正当で普遍的な対応だと僕は思っています。「マーボー豆ふ」「鳥の唐ら揚げ」あたりも重要な選考材料となったこ…

中央分離帯で携帯電話

市役所近くを車で走っていたら、中央分離帯にぽつんと立って携帯電話で話をしている女性を見かけました。話しながら渡ろうとしたのか、渡っている最中にかかってきたから取ったのか、わかりませんが。車を運転中に携帯電話を使用するのと、この女性とでは、…

二酸化炭素を吐き出して

ハイリゲンダムサミットでの主要議題が温暖化対策だとか、排出量取引など新聞でその手の記事を読まない日はない今日この頃ではありますが。僕は「二酸化炭素」という言葉に触れると、どうしても、たまの「さよなら人類」を思い出してしまいます。あの気の抜…

「適当に生きるな!!」

「適当に生きるな!!」 胸がキュンとしました。あー、僕は適当って以外に生きたことがないんだよなあ。 あなたは、人の生き方は「こうでなくてはいけない」と、とらわれていませんか? 誰もが目標を持って生きているわけではありません。目標を持たないと、生…

真夜中の公園

真夜中の公園とは、おもむきがあるというよりはただ単純に、こわい。そう思いました。 市内の市立公園に夜8時頃に行ってみたんですけどね。門が開いていたから閉まっているわけではないんだろうけども、外灯はほとんど消えていて、森林区域なんてもう真っ暗…

悩み苦しむあいだも時は着実に刻まれる

がんと私 死と生…苦悩の先見えるもの 「患者を蚊帳の外にして家族と医師が話し合う現状のまま、『患者中心』が推し進められようとしているのは不気味だ」という医師の意見に対し、「全く同感だ」と訴える神奈川県の中村浩さん(38)は(略)「本当のことを…

医師の死角、患者の死角

医師の死角、患者の死角―もっと豊かな医師患者関係のために作者: 西寺桂子出版社/メーカー: 現代医学出版発売日: 2007/03メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る医師-患者間の旧来的な主従関係、「お任せします」「任せてください」的関係から、…

天元突破グレンラガン第11話「シモン、手をどけて」

正直、僕は飢えていました。正統的なボーイ・ミーツ・ガールに。だから、ありがとう。この話だけで当分食べていけそうです。 最近のアニメは、ボーイ・ミーツ・ガールを妙にいじくり回すことがリアリティあることだと勘違いしているようで、元来そうであるは…

はんらんする身体

はんらんする身体作者: 香山リカ,貫成人,下斗米淳,芹沢俊介出版社/メーカー: 専修大学出版局発売日: 2006/07メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (6件) を見るこの論文集の中で、芹沢俊介が「萌え」についてささやかに持論を紹介していて、…

趣都の誕生 萌える都市アキハバラ

趣都の誕生 萌える都市アキハバラ作者: 森川嘉一郎出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2003/02メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 140回この商品を含むブログ (157件) を見る平日のワイドショーや、週末のバラエティ番組を不用意に見ていると、秋葉原という街…

人は常に弱くて、たまたま、強い気分

私は、自分という人間は強いとうぬぼれていた。どんなことがあっても自分の夢をかなえてみせると心に決めていた。しかし、私は突然、暗闇に突き落とされてしまった。最近、事故で眼を悪くしてしまったのだ。 日常生活にも支障があり、いつ治るかわからないと…

祈る習慣 願う習性

夜更け、パソコンの電源を落として、部屋の電気を消してそのまま寝ようとすると、いつも、何かをし忘れている感じが残ります。それはいったい何なのかと考えていて、ふと思い出したことがあります。 それは中学生の頃、寝る前には必ずベランダに出ていって、…

危険物女王週間

夜、私物を会社まで取りに行くと、女性社員が携帯で「(僕じゃない)誰それが辞めるって〜」とかなんとか話しています。お気に入りのペン類と、わざわざ買って持ち込んだマグカップを鞄に入れて、さようなら。いくらなんでも酷い僕の就職悪運は、ここいらで…

天才アニメーター・近藤喜文

日本テレビ「ゲツヨル!」をたまたまかけたら、宮崎駿と高畑勲が「となりのトトロ」「火垂るの墓」の製作で近藤喜文を取り合っていたという話に、思わず涙がこみ上げてきました。近藤さんの写真がアップで紹介されて、「天才アニメーター」として「赤毛のアン…

有田芳生の芳生はよしふと読む

有田芳生氏が参院選で新党日本から立候補するというニュースに接したとき、もしかして、最近西兄貴村で見かける、収集品目当てのローグBOT「有田芳生」の活動は、この伏線だったのではないかと思えてきました。過疎化がのっぴきならなく進んでいるtyr鯖です…