DAYS


アニメ「交響詩篇エウレカセブン」1stオープニング曲。
悠々としなやかなバイオリンの旋律が曲全体にまるで"風"を吹かせているように、その風に乗るようにボーカルが率直な思いを語り、バンド演奏が肌に張り付く空気のように。どこか情景的で耳に親しみやすいメロディ部は、サビ前の衝撃的な"ため"を経て一気に聴き手の心に迫りくる。そして内面の苦しみを一気に吐露するラップ部、にも無頓着な風が吹き始めていく様子に僕は不思議と感動したりします。歌詞に根拠を与える音楽、そういう関係も面白いですね。辛いことに、後悔しても風はこうして頬に当たり、日々は過ぎていくんだというやさしい試練。