TALKtoTALK

 ここ何日かは、先日ソフマップ町田店でPCソフト「CLANNAD」ABANDONER」「TALKtoTALK」の中古を買ってきていて、そのうちの「TALKtoTALK」にひたすら浸ってました。

 「TALKtoTALK」は、いつの話だろう、少なくともここがニュースサイトを始める前の話(違うかも)、その当時ウチにあった掲示板を通して親しくなった、いーさんという方のお宅で、ぐりさん(ぐりの部屋)と不破軌流さん(エルダーアイン)と一緒に夏コミ開催日の前夜に集ってオフ会みたいなのをしたことがあったんだけど。そのとき、上京のついでにぐりさんがアキバで買ってきていたのが、この「TALKtoTALK」というエロゲーで。それ以来頭の隅っこのほうでずうっと気にかかっていて、その当時はまだ存在していた公式Webをチェックしたりもしていたんだけど、先日たまたま中古で安くなってるのを見かけたので買ってみました。

 まぁゲーム内容というか、僕の感想はテキストを書きましたので、プレイした方がいたら読んでみるのも趣味が悪くてよろしいかもしれません。→【TALKtoTALK批評】

 いまさら2年以上前の、しかもメーカーが潰れてるようなエロゲータイトルの話をされても困るだろうけど、個人的には、次々と大量の新しいエロゲータイトルが発売されている、この業界の時間の流れの速さについていけないわけで、けれどもブラントの興亡までその速さに同調しているのは正直勘弁だなあと、つくづく思いました。

 好きな恋愛ゲームですね。まぁ、総じて稚拙で、ヒロイン同士の関係性は皆無の幅の狭いストーリー、終盤になると朝から晩まで同じヒロインと一緒という休まらない展開、良い意味でも悪い意味でも真面目過ぎ、余裕というか、遊びの少ないシナリオで、元々プレイ時間も短いので中盤以降は短兵急な印象もします。

 それは「原液」を思わせますね。ただ、薄めるべきだったのかどうかについて、僕は何もいえません。なにせ気に入ってしまいましたからね、今のままのこの作品が。

 ちなみに好きなヒロインは、瓜生樹里≒白倉素直>法月みさき>>川瀬一瑠>大竹冴子

 印象の深かったシナリオでは法月みさきがダントツで、あとは川瀬一瑠>白倉素直>瓜生樹里>大竹冴子

 といったところかな。このゲームでは本当に、鈍感な主人公によって空振りするヒロインの好意の図が、唯一にして最高の萌えポイントで、大変堪能させていただきました。キャラ自体で萌えさすのではなく、王道とはいえシナリオによって萌えさすのはいとをかしでごじゃりまするな。

 つーかサントラ遅ぇーぞー。