「機動戦士ガンダムSEED」「R.O.D-THE TV-」

 今週はなぜかアニメをひたすら観ていました、レンタルのDVDを。まぁひたすらといっても大した量じゃなく、「機動戦士ガンダムSEED」の6巻〜13巻、「R.O.D-THE TV-」の1巻〜3巻を。たまーに俄然観たくなるんですよね、アニメって。
 「機動戦士ガンダムSEED」は、ぶっちゃけ"ぷちスケールのデカい「ガンダムX」"って感じでしたね。あぁ、誰もわかってくれませんか…。ジェネシスなんてもうまんま月が見えたらサテライトキャノンで撃ち抜かれそうだったじゃないですか。それに導師マルキオはまごうことなきD.O.M.E、それになんといってもクルーゼなんてフロスト兄弟の下位互換、すげえパクリっぷりですねwいやまぁ確かにヒロインの歌唱力という点では負けを認めますよ、なにせかないみか田中理恵を比べちゃあなぁ。
 でも本当はすごく熱くさせていただきました、「機動戦士ガンダムSEED」。下腹部じゃなくて体全体がっ!イザーク最強っ!なーんか、地上波放送観るの止めて以降突然白熱してきたみたいだねぇ。まったく「そうきたか!くぅぅぅおおおぉぉぉっ!!」とテレビに向かって何度雄たけびをあげたことでしょう。特にアラスカやオーブでの戦いが熱かったなぁ。期待最高潮で臨んだ最終話がただのクルーゼ氏による不条理精神論講座で、ラストの地球連合vsザフト戦の描写がひたすら使用済みシーンを組み替えーの、使い回しーの、繰り返し構成なのがどうにも鼻についてしまったし、寂しすぎる余韻、あまりに物足りない尻切れ、というより何の問題も解決していないエンディングに拍子抜けしてしまったのもあって、特に印象に残りました。DVD買うとしたら9巻〜12巻かな。
 キラやアスランだけではなく、主要登場人物それぞれにキレのある見所と成長と、そして共感できる物語があって、総合的に惹き込まれてしまったというか、あまり表には出てないけれども恋愛ドラマとして観てもたいそうドラマティックで。定番のヒーローモノとしての熱さに、戦争とはなにか、人とは何かといった精神論的な深み(これは描き足らずだったが)、さらに青春群像劇的な濃密さも加えた物語に、純粋に魅せられてしまいました。もしかしたらこういうのが、"ガンダム"ってものなのかもねぇ。
 今後はサントラやらボーカルやら音楽面を補完していくかねぇ。音楽は佐橋俊彦さんですか、ガンスリに引き続きご縁がありますねえ。
 それと「R.O.D-THE TV-」ですが。これは特に僕が何くだらないことを書くまでもなく、無批判に面白すぎですね。もう無防備状態で浸るしかないでしょう。こういう、初めて観るアニメなのに異様なまでの"面白いという安心感"を抱ける作品に出会うと、日本人に生まれてよかったなあと思います。特に第5話、アニタ@斎藤千和嬢の泣き方なんて僕のピュアハート鷲づかみですよ。もう。「まじぷり」の未亜とか*1、最近ロリーなキャラの泣き声にやられまくり。こういうので僕を泣かせるのはズルすぎると思いませんか!泣くほうが悪いんですか!僕がロリー大好きなのがイケナイんですか!!
 まあ、音楽でまだ気になる曲を聴かれないのが残念かなぁ。岩崎琢さんなのにっ!いやいやまだ序盤っすよ、これからっすよね?

*1:明日葉有里シナリオ後半でのあの未亜の泣きっぷりは、正直こたえました。これまでプレイしてきたギャルゲー・エロゲーのなかで、ヒロインの泣きにあそこまで心を揺り動かされたのは初めてかも。本人恥ずかしいくらい涙が頬を伝ってたし、あれほどの妹の涙を見ても有里のことを選んだ瞬間、主人公に対する僕の感情移入が隔絶したからね、プツっと、きっと音がしたね。