批評など

 「シンフォニック=レイン」批評、書き上げました。→【Game Review】
 批評なんて書けないと2日前に言ったばかりなのにこうしてちゃっかり書いたりしちゃっちゃうのは、仕様です。あと、気が付いたら批判しちゃってるのはやむにやまれぬ宗旨上の理由からです。どうせなら工画堂のミュージックアドベンチャーなどというWindowsゲームとしてではなく、KidとQ'tronの黄金タッグで「音楽アドベンチャーゲーム」とでも銘打ってPS2で発売して欲しかったなぁ。でも、ゲームとしてのクォリティ不足を嘆くより、あの時期にこういう企画のゲーム作品が制作され発売された奇跡を、なにより感謝しなければならないのかもしれません…。
 ちなみに、ソフトと一緒に買った「for RITZ岡崎律子」を聴きながら書いてました。幸せでした。「I'm always close to you」のストリングアレンジなんて幸せすぎて涙が出てきます。
 岡崎さんの声は、本当に染み入るように聴こえますね。既に「シンフォニック=レイン」のボーカルアルバムを鬼のように聴いてきたから、それと比較して感じるんだけど、なんのフィルターを通さずにそのまま音が体に入ってくるというか、音と声と詩が一体となって感じ入るというか。自然、なんですよね。「for RITZ岡崎律子」については、ボーカルアルバム程度には鬼のように聴いてから、じっくりと言葉にしたいものですね。僕はそもそも感性が薄っぺらなので、それくらい回数こなさないと意味のある言葉は紡げないような気が、最近ホトホトしています。一回聴いただけでいっぱしの感想を書いてたひと昔前の僕が恥ずかしく思える今日この頃。若気の至りここに至れり。
 それと。今回の批評で工画堂のミュージックアドベンチャーを批判してしまったので、罪滅ぼしというか、裏づけ作業的に同シリーズの何かをプレイしてみようかなと思っていたりして。なぜか主題歌CDをコミケで買っていたりする「エンジェリック・セレナーデ」とか。やる気マンマン(過去の話)。成瀬ちさとさんの関わったゲームにはロクな思い出がないのだけれど(「夢のつばさ」「マーメイドの季節」などあまり芳しくない、というか後者はまさに地獄のような、思い出)。自分がキーボードがひらがな入力で未だにキーの配置を覚えてなくて、Easy Modeですらまったく敵わなかったものだから、その腹いせにミュージックアドベンチャーを批判しやがったんだなと思われるのも癪だし(事実ですが)、気が向いたら買うかも。