安斉先生、やかま進藤シナリオがしたいです!

ねこねこソフトが解散するということで、関係ないけれどPS2版「みずいろ」をプレイしてみました。とはいえ、さすがに古すぎるというか、子どもっぽすぎるというか、音楽以外は性に合いませんでしたね。ジェネラルがめっさ気に入ったりとか、主人公の連発する「?」が気になった程度でしょうか。
彼が連呼する予定調和的な疑問符が、その都度ごく自然に肯定されうる物理的にも内面的にも狭隘な世界に、息の詰まるような感覚。僕にとっては、ごく当たり前のように妹が毎日「お兄ちゃんご飯できたよー」と部屋のドアを叩いてくることにすら、苛立ちを禁じえないのだから、どう見ても性に合わないのでしょうねえ。
それにしても、やかま進藤シナリオがプレイしたいなあ。安斉先生でも誰でも構わないけれども、どうにかならないものでしょうか。レ、レ、レンタルプリーズ(某ミュージカルアニメ風に)。

アニメ「Canvas2 〜虹色のスケッチ〜」でケチャップたっぷりなオムライスが取り上げられていたので、ケチャップたっぷりなオムライスを作ってみました。まぁ、作ること自体は手間はかかるけれどそれなりに美味しくできるんです。しかし作り終わって食べようとする段になって、つくづく思いました。オムライスって自分が食べるために作るべき料理じゃないなと。子どものためとか、恋人のため、あるいは客のために作ってこそ心理的な意味で採算が取れる、そういう料理なんじゃないかと思うのです。
自分が食べるためだけに作るならば、そもそもチキンライスにオムレツを被わせる必要なんてないじゃないですか。添えるか、単純に乗せるだけでいいんです。いちいちフライパンで半熟オムレツ作って中央に慎重にチキンライスを乗せて、そそーっとオムレツの端を捲り上げて、ひょいっとひっくり返してお皿に落とすことの意義は、まさに見てくれている人、食べてくれる人がいるからこそのもの。
自分で作ったオムライスを自分ひとりで食べることの虚しさは、カロリーが高いだけになおさら辛いですねえ……。

先日、「ガンダム」の夢を見ました。
アニメ「ガンダム」(暫定)の最終回1話前で、結婚式の設営を手伝わされていた僕が、愛機のガンダムを従えて専用の椅子を組み上げています。そのガンダムは戦闘時以外は人型サイズにコンパクト化することができて、喋りはしないけれど勝手に動いてくれます。僕は"彼"が座るための特殊な椅子を設置する係りだったのです。
でもその椅子には小型の高性能爆弾が組み込まれていて、そこはかとなく最終回の波乱を予感させながら、役目を終えてエレベーターを降りるところで夢が醒めました。いったいどうなるんだろう、最終回。見た人がいたらぜひ教えてください。

おきのどくにです。
このライターはいつもいつも!

「このライター」というのは「さくらむすび」のトノイケダイスケさんのことですね? きっと僕は嫌いじゃないと思うし、緻密で繊細な心理描写は飛びぬけていて優れたライターさんだとは思うのですけど、あのえげつない性描写がどうにもねえ……。たとえば濡れ場を全部カットして、長台詞を控えてその合間にコンスタントな描写を入れていく、そういう内容・スタイル的な"読みやすさ"にもっと配慮してくれたら、きっと文句なく好きになれたと思います。まぁそれじゃあ「エロゲー」にならないんだけども。
なんというか、作品としての世界観が徹底しているということの裏返しとして、露骨に"ひとりよがり"で、それが鼻につくんですよね。理にかなったものであるかどうかとか、好きなのか嫌いなのかといった個人的な事情によっても変わってくるんでしょうけど、とにかく付き合わされる方にしてみたら闇雲に疲れるし、たまったものじゃない。
テキストの修正を受け付けないというのなら、いっそゲームではなく小説にするべきでしょう、サントラとイラスト集付属のパッケージ小説。うん、これならいい。これならまず問題なく、僕は買わないでしょうから。