tsukimori2006-07-17

夏コミのカタログが発売されたというので、さっそく購入。表紙からいきなり七尾奈留とは、前回のみつみ美里といい、コミケットも流行におもねりやがって。製本したら真っ先に表紙に流用してやります。ちくしょう、大好きだぁ。
しかしどう足掻いても8/11は仕事、8/12も半日あって結局、8/13しか全日参加できません。ちくしょう、8/12の夜は職場に泊まってやるからなぁ(きっとベッドは空いている…)
しかしカタログ買っても、いつサークルチェックすればいいというのだろう。もちろん、通勤で座席確保できた時くらいしか思いつかないわけで。えー。そのための製本なわけでして。えー。車内でマーカー片手にサークルチェックしてるおやじ見かけても、あんまり虐めないでくださいね。

地上から見上げれば、空があって。眼下には海が見え、真っ直ぐを見ると地平線が空と海を区切っていたとします。とはいえ、月面上から見上げれば、海は、空のもっと上にあるわけですよね。海と空を区分けしている地平線とは、人間が地球上にいる限りにおいて有効の思想のような気がします。宇宙にはきっと、地平線などという偏狭を断定し世界を安定させる思想は存在しないんだろうなあと思うと、宇宙に出た人間は、身体的な境界線はまだしも、精神的な境界線を維持できるものでしょうか。人間は宇宙で息ができなくなるのは、宇宙空間に酸素がないということよりも、人間の身体性がもやもやして不随意運動が疎かになり、人間の精神性がほわほわして生存という根源的・遺伝子的な潜意がないがしろにされてしまうからではないでしょうか。宇宙に出ると人間は無条件に死にたくなってしまうのではないか、真空に調和し物質的に拡散したくなってしまうのではないかと、僕はうとうと心配する想像をしています。

なんだかんだと、バッハの「前奏曲とフーガBWV552」が聴きたくなって、町田のTAHARAに久しぶりに行ってみました。CDを買うのは今やたいていAMAZONで申し分ないけれど、やはり輸入モノを買うときはショップに行かないと、ですね。
TON KOOPMANのJ.S.BACH ORGAN WORKS、CD6枚組で3000円ポッキリという驚愕の商品を購入。輸入クラシックCDの破格値段には高校生時代ずいぶんとお世話になりました。
本当のほんとうは、ピアノ演奏バージョンが聴きたかったのだけれど、クラシックコーナーの店員さんに尋ねてみてもそういうCDはないらしいので、断念。よく考えてみれば、オルガン曲をピアノで演奏するというのは、クラシックとしてはありえないですよね。主旋律がはっきりしている部分だけなら弾けるだろうけれど、オルガンってそのポリフォニーに聞き惚れている永遠性が信仰なんだろうし。同じくバッハの無伴奏チェロ組曲をサックスで演奏しているCDを持っているけれど(あれは感嘆しました)。
そういや、ネットで「前奏曲とフーガBWV552」について調べてみたら、「ちっちゃな雪使いシュガー」の劇伴音楽として用いられていたとか。シュガーのサントラ聴いたことあるけれど、気がつかなかったなぁ。というか曲自体知らなかったんだけど。
しかし6枚組。これだけあればよもや、通勤の行き帰りで全曲を聴けるということにはならないだろうて…。