tsukimori2006-07-27

人身事故のおかげて、2時間10分の帰宅所要時間が2時間40分になってしまいました。あまりに滑稽すぎて、ついでに巻き込んでもらえばよかったです。つまり、256MBの携帯オーディオに詰め込んであったJ.S.バッハのオルガン曲を、往きと帰りで全曲聴き尽してしまいました…。もうね、ぐったり。
精神安定のために今度、512MBのヤツに買い換えることにしよう。そうしよう。

今晩は地元のお祭りか何かがあるらしく、普段なら朝は閉まっているはずの食べ物店が、軒並み開店準備を始めています。通りを曲がると、民家の前に救急車が停まっていました。開いていた玄関をちらりと覗くと、救急隊員が2人、ドアの前に立って待ち構えています。そんな様子をずっと見ているわけにもいかないので、僕は視線を前に戻すと、なぜか黒い羽が1本、空から舞い落ちてきているのを見つけました。ふわり、ふわりと、小さな羽根が空気に揺り動かされている様に、今日も蒸し暑くなりそうだと、僕は思ったのでした。

夏休みとはいえ、平日の夜に花火大会とはなんともお茶らけた地域だなと思いながら、浴衣姿の女性を抜け目なく品定めしつつ(正直、茶髪に浴衣とか、帯に垂れかかってるおっぱいだとか邪道過ぎ)、祭りと人の流れに逆行して帰宅の途を貫く。
打ち上げ花火か…。もう何年見てないだろう、聞いてないだろう。ときメモのイベントで鑑賞したのは、覚えているのだけど。

RKRさん、立て続けに更新。
http://park7.wakwak.com/~rkr/
浴衣女を邪険にし、人身事故にもめげずに帰宅してきて、良かったと思える瞬間。「それはそれとして、幸せだ」という論理を人は矛盾に"しない"から、今もこうして生き長らえているわけです。