PS2ギャラクシーエンジェル」の三部作セット"エターナルパッケージ"というのを見かけて、喜びいさんで買おうとしたら(クレジットカードで)、限度額をオーバーしていて買えなかったというオチは、ちょっとシュールに過ぎると思いました。PS2本体を買ったときにオーバーしたらしい。本体買ったらソフト買えなくなっただなんて、つくづく滑稽な話で、申し訳ないけれど(僕はこんなにも馬鹿なんです)。
金銭的にそこまで切羽詰っているんだなあということを、のんきに思い知る今日この頃。せっかく正社員になれたのになぁ(一応)。

そういえば、夏コミで買った本の感想を特に書いてなかったので、書こうかなと思います。
前回(冬)に引き続いて主要目的のicenotesさん、新刊は「AQUARIA」。同人誌整理術を嘲笑うかのように無邪気な特殊サイズと、人(オタク)をおちょくったようにあどけなくお茶目な詩的世界は、いつでも僕をほんわか包み込むメルヘン。とはいえ個人的には、Duplicateで魅入られた破滅的な世界をもう一度味わってみたいと思っているのだけれど。
創作系を絨毯爆撃していたときに見かけた、睡蓮さんの「Re:2004-2005」。新刊が出るとは思っていなかったのでノーチェックだったのに、運命とやらは僕をかのサークルに惹き付けるらしい。短編集、僕は冒頭の一編(感音性難聴者の幼女とバイオリニストのお話)をもっと本格的に味わいたく思いました。
Unison Bellさんさんの「Gradation Generation」、初めましての人に向けたご挨拶代わりのスタンダードということだけれど、僕はこういうテイストが気に入ってファンになった口なので、嬉しいというか、いつもこういう"青臭くないスレスレのラインをゆく"マンガを、読みたいというのが本音。
飄々としているようでどうにもならない自我とか、ファンタジーになりきれないリアリティをこざっぱりと映し出すスタイルが、僕には馴染みます。
あとは、Digital Loverさんさんのラグナ総集編本を買ったり(ラグナロクのエロ同人誌でここまで"読める"作品があったとは)、GRINPさんの「ちび杏」という本を買ってみたり(「可愛いから、いいか…」は名言)、ギルメンに勧められたような気がしたミュンヒハウゼン症候群さんの「すごーい」を買ってみたり(次週から「マイメロ」の録画予約を入れました)、apricot+さんの新刊は久しぶりに内容のあるマンガだなと思ったり(でも元ネタがわからなかったり)、今回初めて買わせていただいたのが、Northern Houseさんと、NURSERYTALEさんHourglassさんの本、出費を極力絞ったわりに良いサークルさんと出会うことができて、それなりに幸せだった僕の2006夏コミです。