転職した職場でもらった健康保険証を、最初に使ったのが精神神経科でというのは、我ながら可笑しすぎます。紹介状なしの初診で職場提出用の文書料・薬代コミコミ8k円超というのも可笑しすぎます。でっかい病院は会計もでっかいですね、補充したての小遣いがぶっ飛びん(笑)
精神を病むということ。美少女ヒロインが罹ると、一般的な疾病や怪我といった"見てくれの悪い"部分をいっさい感じさせず、高純度のはかない耽美さを演出できる潔癖な美くしさがあるけれど(本人が「治った」と思えば治ったことになる都合の良さも使い勝手がよい)、いざ自分が罹ってみると、外見で主張(言い訳)できないばかりに情けなさに歯止めがきかず、同様の現実に対する受け止め方の差(何とも無い人は何とも無い)という意味で自己嫌悪に際限がありません。美しいどころか、これほど醜くドロドロしたものはありませんよ。
それは決して恥かしいことではないのかもしれないけれど、そんな自分はどうしたって恥かしい。何やってるんだろう僕は。「この程度のことでしょげやがって」という本音が、僕にまつわるあらゆる物事の存在感を希釈していく。明日の僕はどこにいていいんでしょうかねえ。
さて。今無性に眠いのは薬のおかげなのか、それとも単にいつものビールで酔っ払っているだけなのか…。とにかく眠ろう。うん、眠れはする。それだけが、今の僕の救いです。