バーテンダーO.S.T

バーテンダー オリジナルサウンドトラック

バーテンダー オリジナルサウンドトラック

2006年の下半期で一番印象的だったサントラですねえ。1話観て即amazonで予約注文してしまったっけ。感想書くのを忘れていたのでついでに、まぁ本編のほうはあまり見ませんでしたけど…。
ピアノを中心にベースとドラム、ときおり弦楽や吹奏楽も加わるベーシックなジャズ・サウンドは、垢抜けていて、優美で、それでいてしんみりとした情味溢れる側面も。弾ませる軽快さと、ゆるめる穏やかさ、そして感傷的にするロマンが、まるでバーでバーテンと対面しているときのように、大げさにならない個人的な触れあいとして、淡い香りの包む範囲でやりとりされている。そんな、含んでぬくもりを持った感情の機微が、リアルではちょっとありえないくらいに、華やかでやさしい。ネガティブな曲名なのに曲調があまりそれらしくなかったりするのは、きっとそうだからでしょう。
ピアノが主役(出ずっぱり)ということで、ぶっちゃけどの曲も好きなんですが、特に「SIDECAR ~気弱~ 」「CINDERELLA ~期待感~」が気に入ってます。やっぱピアノはいいですねえ。たまらんですねえ。