生傷をほじくりかえす

最初の言葉に全て集約される気がしますが、
「なんか知らんけど」
他人からみたあなたに対する率直な意見かもしれません。
でもこういう言い方はきっとあなたを、あなたの書いた日記等をあまり読んでいないからするのではないでしょうか。
ただ、それこそ本当に他人からみたあなたへの意見かもしれません。
ですが、この方の言葉を借りるとするなら、
「真剣に相手と対峙していない人間の言葉なんぞ無意味」
なのでは。

きっかけはあの言葉であって、常々忌々しげに我を思うところの琴線にたまたま触れたので、ちょっと延伸して考えさせていただいたけれども。確かに、他人に「自分に対峙してない人間の言葉なんぞ無意味」などとほざく自身の「自分」、真剣に対峙している「自分」の言葉とやらはいったいどこに書いておられるのか、せめてハイパーリンクを張って教えてくださらない時点で、卑怯で不真面目以外の何者でもないんですよね。
まぁ、かの高次元先生も語っておられるとおり「自分に出来ない事で、がたがたぬかすんじゃねーこのシロートが!」という意味において、僕の表現する言葉がいっぱしに批評されるに値するということを否定的な方向とはいえ指摘されたということは、それなりに嬉しいような気もします。僕はなにも得意げに物を語っているわけではありませんから。自己嫌悪とか現実逃避のことを自慢げに詳述する人はいませんでしょう。勘違いとはいえ僕を得意げにさせてくれるコメントは、善悪美醜構わず嬉しいことではあります。良くも悪くも誰かに注目されるということは、ネットにしろリアルにしろ経験皆無の僕からすると、どきどきしてしまいますよね。以前書いた気がするけれど、ギャルゲーのヒロインに無条件で常態的に気にしてもらえるようなことは、その事実自体が僕を興奮させます。
いずれにせよ自尊感情が低いというのは厳しぃ。ホイミをかけたらぐわーんと回復するようなゲージだったら楽なんですがね。ま、どこかのwebで読んだんですが、「公開されたテキストを削除する権利は、たとえそれが自筆のものであれ、不特定多数が閲覧する権利に勝るものではないし、誰も奪うことはできない」という提起を真に受けていて、本当は恥かしくて仕方がないのだけれど、一度ネットで公開しちまったことは、削除してはいけないものだと認識しておりますんで(とはいえたまに、よっぽどの時と場合には消しちまいますがね)。耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍んで僕はネットでリアルの恥っさらしを大公開していくんだろうと思います。今後ともね。