いざとなっても働かない覚悟

ハローワークでシートに座って相談の順番待ちをしていたら、床に競輪場の再入場券が落ちていました。人間ってままならないものだなあと、しみじみ思いながら、くず箱に捨てておきました。
ぜい肉たくさんあるのに腹が減ればモノを食べたくなるし、無職になって収入のアテないのにエロゲーをプレイしたくなる。でもまあ、お酒は控えています、体重とか肝臓とか、いい機会だから。とはいえ来週の友達の結婚式は行かないとまずいよなあ。ご祝儀が切実にきつい(出席すると返事出したときはまだ働いていた……)。
就職情報誌を読んでいて、気になる求人がまったくなかったときって、がっかりするというより、落ち込みますよね。なんていうか、「そんな都合のいい求人ねーよ。甘ったれてるんじゃねーよ」と冷笑されているような気がしてきます、事実に。自分が"読んでやってる"はずなのに、いつの間にか"読ませていただいている"立場に入れ替わっていて、しかも得るものがなかったという申し訳の立たなさ。一般仕事社会から自分が拒絶されていることに今さら気づかされたような心地。いつまでも部屋に置いておくと後腐れで気が滅入るので、読み終わったら即捨てに行く。部屋のゴミ箱じゃなくて、コンビニとか外のゴミ箱に。その無料誌が設置してあった店まで捨て(戻し?)に行くのが、本来なら望ましい。
でもね。「いざとなればなんだって出来るさ」と身の程知らずに思い込んで、縋っているものの、きっと僕は、いざとなれば、働くことより、働かない方向でなんだってするような気がするんですよね……。