岩崎考司氏 死去

Purple software所属の原画家・岩崎考司氏 脳卒中のため02/21逝去

僕は「まじぷり -Wonder Cradle-」をプレイしました。初回版を持っていて、なぜか中古で引き取ってもらえず部屋に置きっぱなしにしてあるんですけどね……。だから今は、そのパッケージを眺めながら故人を偲んでいます。
基本的に僕は、どんなに名作の誉れ高い作品でも、キャラクターデザインが気に入らなければプレイしない人間なので、プレイしたことのある作品は、作品自体の評価がどうあれ、好きな原画家さんということになります。アニメ的なすっきりとした塗りと、個性的ではないけれど明るくて、マスコット風の可愛らしさの感じられるデザインは、全方位に好まれるクセのない性質で、女性的なところも好感が持てますよね。
実は「あると」も、中古でお手頃価格になったらプレイしようと思っていたのでした。年齢とかよくわからないので何ともいえませんが、脳卒中ですか、残念としかいいようがなく……。僕のギャルゲーに対する姿勢は、まずヒロインを好きになることから始まるので、好きなヒロインを描いてくれるクリエイターを亡くすことは、ひとつの扉が確実に失われてしまったことを表します。扉がなければ、入ることはできません。
脳卒中のリスク要因は、喫煙、運度不足、不健康な食事だそうです。これらを予防できるエロゲー制作の現場というのは、果たして実現可能なのかはなはだ疑問ですが。せめてクリエイターの皆さんには、まず喫煙と食事に気をつけて欲しいものです。
ところで。「わんことくらそう」が終わったらエロゲーが切れてしまいました。というか「Quartett!」は言語道断に短すぎたし、「わんことくらそう」も短かったよなあ。もっとコストパフォーマンスに優れたエロゲーはないものですかね。名作とか傑作とかじゃなくていいんです、僕は良作とか佳作、あるいは駄作あたりが性に合っているので。ぶっちゃけ、「くだらないエロゲー」が好きなんですよね。さらにいえば、「くだらないエロゲー」だと思っていた作品が、プレイしてみると結構面白かったりするのが好みなんです。
ま、ソフマップ町田店の中古エロゲーから適当に見つくろってくるとしますかね。