星と桜見の休日

 午前中に床屋行って、昼ごはん食べて、ふと思いついたら、ちょうど上映時間だったので、市立博物館プラネタリウムを見に行きました。
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 実は「planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜」をプレイして以来、心のどこかでプラネタリウムを見たいと思っていたのですよ。そりゃもう、プラネタリウムの入り口にほしのゆめみちゃんの立て看が設置してあって仰天する夢を見てしまうくらい切実に。それに自転車で10分もかからない所に市立博物館付属のプラネタリウムがあって、観覧料500円(大人)というのはけっこう安いと思うんだよなぁ。ずっと前に渋谷のプラネタリウムに行ったことがあるけれど、そこは確か1000円くらい取られたはず。
 そんなわけで、プラネタリウム環境に恵まれている月森さんなのですが(しかもドームは県内最大級!(平成9年オープン当時))、実は行ったことがあるのは一度だけなのでした。それは確かこの博物館がオープンした当初で、そのときは無意味にきれいな案内員さんがいるなぁという印象。だいたいプラネタリウムなんていい年をしたオジサンがひとりで行けるようなスポットじゃないじゃないですか。いや、もちろん前回も今回もひとりで行ったわけですが…。
 いやまぁ、なんの変哲もない1時間弱でしたよ。ドームの中はカップルが1組に母子1組(しかもガキがうるさいので途中退場してた)、何人かおじさんがいるくらいで、僕も含めて総入場者数は両手の指で数えらる程度。まぁ平日の夕暮どきじゃこんなものかもしれないけれど、博物館自体の入場は無料のうえプラネタリウム観覧料は格安で客もまばら、これで9年も続けられるってあたりが、市立プラネタリウムの幸せなところだろうかねぇ。
 肝心のプログラムも、男の職員さん(がっかり)がまったりと冬と春の星座をいくつか紹介して、後半は「南極-ペンギンの見た星空-」という番組を流して、終わり。おじいさんペンギンの声優が八奈見乗児 だったよっていうくらいしか、書くことないなぁ。
 この南極ペンギンプログラムを7月まで延々と上映してるというのだから、そりゃ客の入りも少ないだろうよ。そんな学習教材的な番組流すくらいなら、1時間ひたすら当日夜の星の運行を、耳に優しい音楽の中で堪能させて欲しかったな。
 僕にとっては、まぁ、プラネタリウムの駆動音を間近で聞くことができたから、よしとします。もちろん心の中のBGMは「Gentle Jena」。

 その帰り道、市役所通りの桜並木があまりに満開だったのでちょっと撮っておきました。

 もうすっかり春ですねえ。というか冬、終わってしまったんですねえ…。もうあっという間に、夏ですねえ……。
 やだなぁ。