パサナcを2枚拾った日。(注:ラグナの話)

 アニメ、観てますよ、一応。地上波限定ですが。この前のゴールデンウィークには、ずっと残ってた「月詠」と「スクールランブル」に、「スターシップ・オペレーターズ」。つい先日は「舞HiME」の最終6話を観ました。
 すごい貯まり具合でした。せっかく買ったHDDレコーダーの容量テストのような勢い。というか全然ダメです、僕のアニメ魂…。
 「月詠」は、結局お話的には最後までよくわからず仕舞いでしたけれども、ドリフターズをフィーチャーしたようなエキセントリックでとぼけたノリが麻薬的で、どこかピンボケした萌えとオチがたいそうおいしゅうございました。
 「スクールランブル」は、どのヒロインもたいへん魅力的に描かれていて、かわいくて、とにかくかわいくて、さぞ同人文化の発展に寄与しそうな感じと、怒涛の展開問答無用のギャグ炸裂、息の休まる暇もないくらい濃密なアニメーションぶりにノックアウト(?)。どちらもクオリティ高くて、本当、こんなアニメをタダで見られる日本は、何をおいても素晴らしいよなあ。
 「スターシップ・オペレーターズ」は、戦艦同士の宇宙戦シーンが非常にエキサイティングでした。緻密で緊迫感ある艦橋シーン、オペレーターが電子盤上に置いた手に汗握るのを、観ていて感じるくらい、静かに白熱するさまがよく描かれていたと思いました。盤上の戦況表示系がゲームっぽくて興味そそるというか。いや、お話的にはやっぱりなにがなんだかよくわからないんですけれどね。途中から見始めたし、1クールで終わっちゃったし。
 というかおやっさんがあまりに可哀相でした。シノンに萌える表情をひとつふたつしてもらうためだけに生まれ、そして実にわかりやすく死んでいったおやっさんに哀悼の意をこめて、夏のコミケでは香月シノン×おやっさんの18禁同人誌(「プチシノン」というタイトルのヤツ)を探してみたいと思います(情報求む)。
 「舞HiME」は、これこそよくわかりませんでした。お話も、良さも。「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のエンディングもビックリの大団円っぷりが違和感バリバリで、なんだかなぁって感じ。結局キャラクター名が全然分からずに終わってしまった。それはまぁ「スターシップ・オペレーターズ」も同じだけれど。
 ただ、主人公役の中原麻衣に対する興味だけで見続けていた気がするなあ。もちろん僕の中で中原麻衣といえば、もはや「シンフォニック=レイン」のトルティニタ・フィーネ&アリエッタ・フィーネしかありえないわけで。
 「なんでもない、なんでもないから…」
 クライマックスのほうの何話目かの冒頭、友達と別れる駅でのシーンで男っぽいほうの友達に(ごめん名前知らない)「盾のことが好きなんだよね?」と聞かれて、既に亡い彼のことを思って涙を溜めつつも、ごまかすシーンが、「シンフォニック=レイン」のトルタとオーバーラップしてしようがありませんでした。
 中原麻衣かぁ。僕が彼女を知ったのはドリームキャストのギャルゲー(Key制作)「Close to〜祈りの丘〜」の汐見翔子でした(←僕の中では"準"心のゲーム)。最近はアニメ・ゲーム・ラジオと多方面でご活躍されているようですねぇ。ころころとした粘りのある小動物系の声が、その健気さや悲しみとか、どちらかというと否定的な感情を"重く"表現するんですよ。
 今後とも頑張って欲しい声優さんですね。
 そして、現在継続して録画しているのは、

 です。まぁ、

 は、録画はしてるけれどいっさい観ていなかったりして。でも何話分か貯めて後で一気に観るほうが、僕は好きなので(お話も掴みやすいしね)、そういうことが簡単にできるHDDレコーダーの素晴らしさを今更ながら実感しつつ、ちょっぴり残量を気にしつつ、たはは。
 「焼きたて!!ジャぱん」は、何か別のアニメ見てるときにしつこいくらいCMが入ってて(DVD1巻発売とかいう内容の)、その中に出てくるヒロインが可愛かったので見始めましたが、そのヒロインは声優の演技があまりに素人っぽくて拍子抜けしちゃった(それを狙っているんだろうけれど)。
 まぁ、あまりにくだらなさ過ぎてかえって面白い(というかアホらしい)その内容に、なんとなく見観続けている節です。お話もとりあえず1話単位だし、わかるわからない以前の問題だしね。
 それに音楽がなんと岩崎琢さん!氏のふくよかで流麗なサウンドに乗ってパン生地こねる世界って、ぶっちゃけ素敵過ぎ。
 「MONSTER」は、最近良く鶴瓶が出演していますよね(←泣く所)。ふと気付いたのは、始まった当初はそれほど気にならなかった硨島邦明さんの音楽が、HDDレコーダー買って再び観始めると、妙に気になりだしたということ。元々「マスターキートン」の音楽は大好きだったので(というか硨島邦明さんの音楽は大好き、「勝負師伝説哲也」とか)、サントラが2枚発売されているようなら、きっと2枚目が気に入ったんだろうかなぁ。要チェックや。
 「アイシールド21」は、はっきり言ってそんなに面白くはないんだけれど、ヒロイン可愛くないし(←重要)、主人公足速すぎだし(修正されるね)。ただ、現3人しかいないメンバーがどうやって増えてていくのか、どんなメンバーが集まってくるのか、それだけが気になって観てます。
 「ハチミツとクローバー」は、僕が今まで観たことがないような作品、というかジャンルなので、むさぼりつくように観てます。カルチャーショクというか、そんな衝撃的興味で。というか1話でスピッツの曲が流れた時点で、もう呪われたように観るしかないっしょ。大人のアニメって感じ、なのかな。「まるで連ドラ」というのかどうかは、よくわからないけれど(観ないし)、ただ少なくとも真山巧はキムタクですね。
 「ボボボーボ・ボーボボ」はギャグで観てます。「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」はネタで観てます。「ツバサクロニクル」は真下耕一梶浦由記で観てます(坂本真綾のED曲は買いですね)。「ギャラリーフェイク」はOPの「ラグタイム」を鑑賞するついでに観てます。
 「鋼の錬金術師」は、「焼きたて!!ジャぱん」と同じく何かのアニメで「シリーズ完結」とかいうDVDのCMが、大仰なクラシック音楽と共に頻繁に流れていたので、「なんだこの野郎」という気勢で観始めました。内容の興味70%と大島ミチルさんの音楽30%で良いアニメです。あのOP曲は、どうかと思うけれどね。
 「まほらば」は渇いた喉を潤すように観てます。今はサントラ目当てでDVD1巻を買わなければならない運命の歯車にもがき苦しんでいます
 そして、最後は「いちご100%」。OPの唯の表情と、唯がいつ「ギャラクシーエンジェル」のミントのコスプレをしてくれるのかが気になって観ていたけれども(唯だけかよ)。先週放送の「せいいっぱいのプレゼント」は、妙に良かったですね。
 西野つかさってこういう娘だったっけ、という根本的な疑問は残りつつも、「アイドル級の美少女」という設定的にありえない、という物理的な疑問も残りつつも、彼女の一途で健気な想いに耽溺しています。「精一杯だから」って、そこで握手って、もはや古典芸能レベルですよね、というか国宝級。
 なんでこんな主人公に!?という諸悪の根源はどうしようもないけれど(今期は鈴村健一アワー)、それでもいつの日かギャルゲー化する日を夢見て、唯のミントコスp*1

*1:実は月森さんはひらがな入力