30歳を目前に初めて胸毛を剃りました。

 さすがにシャツの襟から胸毛をはみ出させながら接客するというのは、まずいというかなんというか(ギャランドゥ!)。本格的な夏到来を前に、専用の無駄毛剃り用カミソリ(女性用)をスーパーで買ってきて、一念発起しちゃいました♪
 とまぁ、そんなことはどーでもよくて、昨日は野暮用のための野暮用で町田に行ってきたんですよ(それこそどーでもいい)。……というかもう既に本格的な夏到来してますよ、暑っ、もうっ。立ち止まると汗が吹き出てきます、ハンカチが手離せません。あーもーやだなぁ〜。
 ちょうど1週間後にまた町田に来なければならないので、ちょうどいいからTSUTAYAでCDでも借りようと東急ハンズの地下一階に行こうとしたら、なぜかTSUTAYA町田店がありませんよ?地図とか売ってやがるよ!なんてこった…。
 そのときは東急ハンズの店員さんに尋ねるという発想も浮かばず、暑さで顔を上気させながら、フラフラとアニメイト町田店に入って新譜CDを覗いて、フラフラとソフマップ町田店に入って、I'veのGirls Compilation Album Vol.4「LAMENT」、Vol.5「OUT FLOW」 を買って帰りました。
 後で調べたんですけど、初回限定版だと2枚組で5000円なのに通常版だとバラで各2940円というのは、ひどいですよね。僕はただ、今、I'veの音楽が聴きたくなっただけだというのに…。
 というかTSUTAYA町田店ってばジョルナの地下一階に引っ越ししてたんですね。どうやらこのシーンの正解選択肢ルートは、クラシックCDを試聴しにジョルナ地下2階のTAHARAに寄ろうとしたら、あらやだ、TSUTAYA町田店ってばジョルナに引越ししてたのね!と気付く展開だった模様です。まぁいちいちやり直すのは面倒なのでこのまま進めますけどね。
 しかし。僕のような日差しを浴びる機会があまりない、町に出る機会なんてそれこそ滅多にないようなモグラ風ダメ人間にとって、眼鏡なし0.3という中途半端な視力はつくづくありがたいなぁと思います、精神安定的に。眼鏡がなくてもとりあえず町を歩く程度なら問題なく、しかも、眼鏡をかけてないと通りすがりの人や店員さんの表情が微妙に分からないという、分からずに済ませられるという、実に絶妙な悪さ加減の視力によって、僕はいろいろと助けられているような気がするからです。
 視力が良いと、どうしても見なくてもいいようなことが、見たくないようなことが見えてしまうような気がします。通りすがりの人が自分をチラッと見てすぐ逸らしてる気がするとか、自分は他人にどう映っているんだろうかとか、被害妄想やら自意識やら。誰にでも多少は潜んでいるそれらの不毛な精神摩擦とに対し、曖昧な視力によって無縁でいられるとでもいうんでしょうか。
 周りの全てを受け入れた上で超然としていられるというのではなく、意識的な認識排除、視野を自ら適切に狭めることができることで、消極的に精神的な余裕さを維持することができるのです。そんな不幸中の幸いを盾に僕は、街中でも人込みでも、人間のクズって割に自分というものを保って活動していられます。少なくとも周りの視線が気になって落ち着かなくなるとか、逃げ出したくなるというようなことは、ないと思います。
 街中を歩きながら人とすれ違いながら眼鏡を外したり掛けたり外したり、そうやって自分の精神状態がどう変化するのか、暇つぶしに自己観察するのも結構楽しかったりします。ただこのスタイルだとかわいい幼女を見逃してしまう危険性が高く、また白いブラウスの背中から透けて見えるブラジャーのライン愛好家としては、この季節に至り危機感をさらに強めています。というか、眼鏡が最近ちょっと調子が悪いので買い換えなければならぬのう…。