台風が通り過ぎたら、いきなり夏本番になってしまいましたね。頭がくらくらするようなこの日光と、肌がじりじりするこの熱気。すごく近くに感じられるあの青空と、すごく美味しそうなあの雲。夏ってのはどうしてこう、なにもかもが自分にどかっと迫ってくるような、圧倒的な存在感をもっているんだろう。
ギャルゲーでいうなれば、主人公にラブラブ光線送りまくりの元気いっぱい髪型ぶっ飛びの後輩(ロリ)というイメージでしょうか。なにか、相手をしてあげなければもったいないような気にさせる、自分の殻に閉じこもりがちな日常から僕を無遠慮に引っ張り出そうという意図ある空気が、窓から容赦なく侵入してきて、ねっからのひきこもりには辛いものがあります。特に会いたい人もしたいこともありはしないのにね。
夏。したいこと。健康診断の結果が芳しくなかったから、というわけでもないんですが、先週から室内エクセサイズをはじめました。ボーナスと臨時収入が重なってちょい余裕ができたので、ジャパネットたかたで電動歩行機を購入したんですよ。注文してから3日程度で届いたんですが、そのあまりのデカさに配達員さんと一緒になって仰天…。だってダンボールが僕の背より高く、立てたままじゃ玄関通らないんだもの。
こんな大きさじゃ自室に置くのは無理なので、空いている妹の部屋において、そこで1日30分エクセサイズするのをこの夏の日課にすることにしました。もちろん夏が過ぎても続けようとは思っているんですけどね(もっと時間を増やして…)。恒常的に運動不足だったので、時速4キロで20分歩くだけでもうシャツは汗でビッショリになってしまいます。でも、流そうと思って流す汗は案外気持ちいいものですね。
いい汗かいて、ひとっ風呂浴びて、アニメ見ながらファインブリューを飲む。とことんひきこもりでいきたい僕の、これが夏の楽しみとして定着しそうです。

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朝方の、窓を開けてまだ避暑地のように涼しい風を堪能しつつ新聞を熟読するという、優雅なひと時を過ごしていたら、外の道路で、音楽を垂れ流す迷惑車が信号で止まりました。うるさいなーと思いつつ、あれ?この曲どこかで聴いたことが…。って、
air」の「Farewell Song」じゃんかー。
ドップラー効果を帯びて遠ざかっていくその「Farewell Song」は、さわやかさと滑稽さがないまぜになって、無性におかしかったなぁ。コミケカタログを扱った書店が市内に1店もなくたって、オタク市民は元気いっぱいギンギラギンなのだということを、改めて思い知らされた朝の出来事でした。

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町田に用事があって(含むコミケカタログ購入)、駅に向かう途中、後ろから歩く母子の会話が耳に入ってきました。
子「どうしてこんなに遅くなってしまったんですか」
  母「お父さんが寝てて邪魔で、お気に入りのジーパンが取り出せなかったからです」
  子「……」
  母「そういうこともあります」
小学生低学年くらいの子供と敬語で会話する母親という構図は、どこかユーモラスで、微笑ましくて、なんかいいなあと思ってしまいました。
子どもの話すくだらないことに、適当に相槌を打ってまともに取り合わない母親ばかりだけれど、電車の中などで、幼児の他愛のない空想的な問いかけにキチンと答えている、「そうかしら?」「こうかもしれないわよ」「それはいいわね」と一緒になって考えてくれている母親を見かけたりすると、嬉しくなります。僕と話しているわけじゃないのに、まるで僕のくだらない話をちゃんと聞いてもらっているかのような、幸せな気分にさせてくれます。
そういえば、僕の話を誰かにちゃんと聞いてもらったことって、考えてみるとあまりないなぁ。こうして日記にあることないこと気ままに書いているから、気づかなかったけれど。まぁ僕は話下手なので、そういう機会があったとしても利用はしないだろうけど。

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SHOP99のおにぎりは大概リスキーですよね。先日はビビンバおにぎりというのを食べてみたんですが、中に畳のいぐさみたいな筋がたくさん入っていて、噛み切れないというかそもそも食べ物とは思えなくて、えらい目にあいました。かと思えば、鮭とろおにぎりは美味しかったな。あと、ツナキムチおにぎりというのがあって、あまり美味しくなかったんだけど、それはキムチが不味かったせいで、試しに我が家で愛用しているキムチに市販の缶入りツナを混ぜてみたら、結構美味しかったです。キムチの辛味がマイルドになるっていうのかな。
というより、SHOP99の食品は大概リスキーです。QQレーベルの豆腐は不味いし、QQレーベルの餃子なんて不味すぎて吐いたくらいです。野菜は値段相応のものを出してくれてると思うんですけどね。僕にとっては、あやしげなおにぎり(20円引きのやつ)にチャレンジしたりしつつ、近所のスーパーが空いてない時間に利用するべき、SHOP99。ただありがたいのは、家から無呼吸で行ける範囲にあるということでしょうか。
食べ物ついでにいえば、吉野家の炙りチャーシュー丼が意外と美味しかったです。50円引きキャンペーン期間に食べてみたんですが、脂ぎっとりのタレと高菜が絶妙のコテすぱスパイラルを形成しています。紅しょうがを混ぜて酸味を強めるのも有りかと。チャーシューは味的には可もなく不可もなく(チャーシューは奥が深いので、まぁこんなものかと)、ただ薄すぎて物足りない。
甘みのあるこのタレは、豚角煮丼のそれと同系統なのかな。割と好きだった豚角煮丼(3種きのこが美味しかった)も、気がつけばもうメニューにないし。炙りチャーシュー丼も食べるなら今のうちかもなー。ま、チャーシュー丼なら吉野家で食べなくとも、他のラーメン屋(くずれ)でいくらでも美味しいのにありつけそうだけどね。

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読売新聞地方版、甲子園予選の記事を見ていたら、「月森」という名前のピッチャーがいてビックリ。こんなファンタジックな苗字をリアルに持つ方々が本当にいらっしゃるのかと。
この月森投手は先発出場したものの、3番手に再び出てきたときは敗戦処理風、試合は大差で負けてしまったようですが…。
泣くな弟よ!お前のかたきは俺が討ってやる!
どこで!?
コミケで!!