パンツ見えてた!!

大いなる地球の意思みたいなののせい(※抹消済)で当初は行くつもりのなかった夏コミ1日目に行ってきてしまいました。
初めて使うSIUCAが便利すぎでしたよ。なんですかあれ、もう切符必要ないじゃん(まさに必要ありません)。

とりあえず、基本の戦利品一覧画像。本日は企業の辺鄙を回りつつ西館のラグナジャンルを総舐めしてきたつもりです。フォーニ人形も買ってきました。1800円のやっぱりプライズ人形、ねぇなんで?
というかですね。芳文社がはちゃめちゃダメでした。

  1. 専用の最後尾プラカードも用意されてなく、手書きの用紙で整理している列自体を探すのが困難。
  2. 企画本販売とグッズ・サイン本販売を違う列にしているので、どちらも欲しい場合は2度並ばなければならない。
  3. 企画本、このボリュームで1000円はぼったくり過ぎ。高く見積もっても700円ってトコ。
  4. 本とセットになってるトリコロ紙袋は無闇にでか過ぎ。せめて無料でくれるのは中サイズにして、有料でビックサイズの紙袋を売るべき。
  5. そもそも紙袋の絵柄、現在休載してたりしてゴタゴタしてる「トリコロ」じゃなく、無難に「ひだまりスケッチ」の絵柄にすべきだった。(企画本執筆者一覧に記載されている「海燕」の名前が、わざわざ黒ペンで消されてる)

このままの状態で日曜日の修羅場を向かえたら、きっと芳文社ブースは破綻するね。
そんなわけで。1時間半くらいかけて「まんがタイムきらら」企画本をゲットしたものの、ついでにもらった紙袋がデカ過ぎて、しかも「トリコロ」の絵はあまり好きじゃなくて、この紙袋は僕のセンスにかけて持ち歩けないと判断した月森さんは、より適切な萌えキャラ紙袋を求めて企業ブースを徘徊することに。
すると、まるで運命的なまでに「FESTA!!」のブースとの邂逅を果たし、というかすごくガラガラだったのですぐさま販売品の中で一番安い「下敷きセット」を買って、紙袋をゲット。「トリコロ」紙袋を4つ折りにして「FESTA!!」紙袋にしまいこむと、ルンルン気分で企業ホールを脱して西館へ、ラグナジャンルを周り始めました。
ちろちろとラグナ本をゲットしつつ、ラグナスペースの末尾のほうに位置していたてすた厨房さんトコに伺うと、既に新刊を全て売り終えてふんぞり返っているてすたさんがwやるなすぢ職人。
そこで適当に話し込んでいるときに、僕が「トリコロ」の紙袋が恥ずかしくて「FESTA!!」の紙袋を買ったという話をすると、
「その紙袋も十分恥ずかしいですよ」
というレスポンスが。あれ?そりゃ、描かれているのは萌えキャラだけに根本的に恥ずかしいものはあるけれども、でもデザイン的にはいたってポップ&キュート、僕はこういう「FESTA!!」のセンスが気に入ってるんだけどなぁ。
しかしこの時の月森さんは、「FESTA!!」紙袋の重大なる恥ずかしさに気が付いていなかったのだ。
ぽてぽてと家に帰着した僕は、さっそく戦利品一覧をデジカメに収めようとベッドの上に並べ、紙袋も一緒に並べて、真横から真正面に眺めてみました。すると、

パ ン ツ 見 え て る !!
なんと、手に持つ僕には巧みに見えない角度で(当たり前だ)おパンツが見えていたのかよー。というか、こんな紙袋を堂々と提げて相模原まで帰ってきてたのかよー。
というかですね、なんかおかしいと思ったんですよ今日は。特にエレベーターが。行きのJR大井町駅りんかい線に乗り換えたときのエレベーターで、前のお兄ちゃんの携帯を背中越しに覗いたら、新着メール問い合わせ画面でカプラさんがお辞儀していたり、西館から東館に続く通路のエレベーターで、隣のお兄ちゃんが唐突に「ここって逆立ちしてもいいんですか?」と僕に聞いてくるもんだから、僕は間髪おかずに「さぁ?」と答えたり。
なんだか現実がゆるいなとは感じていたんですよ。起きぬけに見る夢のような生煮えの不可解さ。
うん。そうだ。きっと僕がこのテキストを書いていること自体も含めて、あれらのゆるゆるな現実"風"の延長なんだ。パンツ見えてる紙袋を家族連れの子どもたちに見せながら、電車でつり革つかまっていたりとか、駅からバスに乗ったら前の座席のお兄ちゃんもコミケ帰りだったとか、そういうのも全てひっくるめて、これから一眠りすればきっと全て"なかったこと"になるに違いないよ!
だから、僕は寝ます。
明日は、一日休養します。
日曜日に、(この夢から醒めていたら)また会いましょう。