コミックマーケット69 1日目

「どうして俺こんなところにいるんだろう」
「ここにコミケがあるからだろ」（近くに並んでいたグループのやり取りより）
オタク規定に則り、僕も"有明まんが祭り"ことコミックマーケット1日目に行ってまいりました。無意味に始発電車で出発して朝6時到着コース。無意味に開場の拍手を西1・2ホールへ通じる館内で迎えたり。初日からこの気合の入りようはあからさまに無意味でした。なんとなく、ごめん……。
西館に入ってまずしたことといえば、ローゼンメイデン本を漁った（断言）。あれほど「ローゼンメイデンの同人誌なんて認められないわっ！」と息巻いていたのに（内心で）、なんだよ8冊も買っているじゃないか。なかには水銀燈とジュンがラブラブなんていうえげつないネタのサークル本に、「そういうのもいいよなぁ」とデレデレしちゃってる僕に、帰着してきてから憤慨。あらやだ同サークルから2冊も買ってきているし（いざ花火大会さん、ありがとう）。
とはいえ今日の本命は、東館ドラクエジャンルの中で見つけたCLANNADの風子本だったような気がするんですけどね（ぱらだいすさん）。ドラクエⅡ本も購入、冬コミ終わったらじっくり拝見させていただきます。楽しみ〜。
企業のほうは「さくらむすび」のサウンドトラックを購入。
http://www.cuffs-soft.net/c69/index.html（列無し）
プレイしていないゲームのサントラを買うクセ再来か（だってピアノアルバムに弱いんだもの）。特典にカレンダーが付いたのに紙袋がもらえなかったので、持ち運びに不便をきたしまいました。なのでやむを得ず、誠に遺憾ながらこの際まんがタイムきららの企画本を購入し（こっちも列無し、夏の大行列は"ご祝儀行列"だったのね）、こもれびスケッチの紙袋をげっと。我ながら大変合理的な行動でした。惚れ惚れしちゃいます。
あとなんか、無料配布のエロゲー体験版と、無料配布のペラペら本を貰ったような気がしますが、定かではありません。VisualArt'sの「ピアノの森」は、デモが流れていて結構良かったのでしばらく（勝手に）試聴していたけれど、寸でのところで購入回避。雪が降っていないからって寒いのはやっぱ嫌だ。
ところで、デジタルオーディオプレイヤーに吹き込んでいった新居昭乃さんの「sora no uta」を、内蔵電源が切れるまでの9時間（6時-15時）ぶっ通しエンドレスで片耳聴きしながらのコミケは、ひどく感傷的で、懐かしくて居心地の良い、やさしい気持ちにさせてくれるものでした。
やたら多かった、後進者にとって邪魔くさく自己中心主義の権化ともいうべきカートに躓くたび蹴りつけたくて仕方がなかったのに、我慢できたのは、きっと昭乃さんの音楽のおかげ。
まぁ、女の人がカート引いているのは100歩譲って許すとしても、野郎の一般参加者でカート引いてるヤツはどうかと思うんですよね。とりあえず担げと、萌え袋に入れて持ってけと。明日は心を鬼にして、ささやかに蹴り付けてやろう。うむ。