片道2時間半のアホ

電車代とか、ガソリン代がもったなかったので、自転車(ママチャリ)で新宿まで行ってきたんですが、すごく風邪引きました。もう勘弁してくれ甲州街道、そんな馬鹿まっしぐらな僕の休日……。
帰ってきて計測してみたら、片道40km、往復だから80km。僕の体重より重いじゃんか、我ながら自分の頭の悪さ具合に頭が痛くなってきますよ(というか実際頭痛い)。そもそも甲州街道は自転車が走るようにできていません。歩道狭いし、段差多いし、人多いし、雪の未練が凍ってるし、排気ガスの濃度高いし、とんこつの濃度高いし、もう全然だめ。自転車を舐めているのかと。
だいたい、新宿自体が自転車で走るべき街ではありません。到着したのがちょうど昼どきで、昼食目当てのスーツさんたちで溢れかえっています、「こんなところでママチチャリこいでいる僕はいったい何なんだろう……」、そういう深刻な疑念を抱きながら歩行速度で高層ビル群のハザマをふらふら進むおんぼろママチャリが一台。
何にって、もちろんTSUTAYA新宿店でCD借りるために決まってるじゃないですか。来るのは5,6年ぶりになりますか、関東ではたぶん最大規模のTSUTAYA新宿店・アニメコーナー。「おぉ!こんなサントラまでレンタルしてるのかよっ」という感動はここでしか味わえません。スペース的には昔と変わらないものの、その充実ぶりは相変わらずどうかしています。
1時間くらいかけて隅から隅まで収蔵CDタイトルをチェックして、借りたのは旧作を4枚ほど。1週間レンタルで、返却日は2/3です。
って、また新宿まで来なきゃならないのかよ!
か、返すときは電車か、車で行こうかなっと……。
「もったいない」というのは日本が世界に誇るべき貴重な価値観だとは思いますが、あまりに突き詰めると健康を害すのだということを、僕は今回身をもって学びました。足がもうどうにもならなくなって、自転車をひいて歩いているときの、あの泣きたくなるような心境は、まさしく絶望の子分格。ビックサイトまで自転車で行ってコミケ徹夜組に喧嘩を売るという野望は、試行段階でもろくも崩れ去ったことを、甚だ遺憾ながらここに報告させていただきます。
せめてもっと作動効率の優れたスポーツタイプの自転車じゃなきゃ無理だぎゃー。