人が同じ過ちを繰り返せずにはいられない愚かな存在だとしても、どうして僕は、幾度となく、不味いとわかっていてすき家に入り、何がしかを注文し、そして食べ、やっぱり不味いことを確認せずにはいられないのだろうか。絶対美味しくないと思うんだよなぁ、すき家って。豚丼は吉野屋のほうが美味しいし牛丼は松屋のほうがマシだし、セットで付いてきた生卵なんてSHOP99で売ってる6個入りの卵なぞより黄身が薄かった。どうしてこんな低劣チェーン店が現存して、あろうことか近所に2店もあったりするんだろう……。
そうか、近くにあるから同じ過ちを繰り返してしまうんだ。どっか行けよ、どっちも。

近所といえば、最近近所に開店した同人誌も取り扱う中古ショップ(アブルトグッズもあるよ♪)に、置き場所に困った月森家所蔵の同人誌をチマチマと買い取ってもらっているんだけど(ごめんなさいっ)、その査定時間に、一般向け中古同人誌を探索するのがひそかなマイブームとなっています。先日も自称清純派さんまんがタイムきらら系で「ドージンワーク」を連載している人)の2003年頒布同人誌を掘り出したり(200円)、宿命的な表紙買いで博打風味の愉しみも味わえて、妙にハマります。
そんな中、こんな本を発掘してしまいました。

著者名は高柳アユミとなっていますが、どう見ても高藤アユミさん(RHYTHMICA)のことでしょう。改名されたんですかね。僕の中ではビッグネームの既刊本、カラーページも贅沢なこれを200円という良心的な価格で販売する、このよろず中古ショップ(アブルトグッズは新品だよ♪)が僕は大好きです。まぁ、18禁は400円〜、一般は200円〜みたいなルールに則っただけでしょうが。
高藤アユミさんといえば、新連載「ちかろぐ」がMAXで始まりましたが、ゲーセンを舞台にしたお話が好きなんですねえ。同人でも同じような4コマを見かけたし、何よりそれまで連載していた作品で主人公の女の子が憧れていた男性がゲーセンの店員だったような……。オリジナルのほうも頑張ってほしいですが、今回入手した同人誌の最後に掲載されていた「KANON」の香里短編のような"いかにも"2次創作も、絵柄自体のキュートなあどけなさとよく合っていてやけに惹かれます。
同人も商業も頑張ってください、応援してます。それと、たまには読者プレゼントの色紙当てさせてくださいw