熱心に育てたり全く放置したりしていたモンクの、髪形を、最近実装された新しいスタイルに変えてみました。

なめらかな髪をほとんど集めてくれたギルメンに感謝。
そもそもこの子は、アコライトをjob50で転職したという気合の入れようだったというのに、base77まで上げたら途端に飽きてしまって、何ヶ月も放っておいたのです……。でも、おだんご頭萌えパワーで充填されたやる気でスイッチが入ってしまったのか、一気に81レベルまで育成、はっと我に返ったらjobカンストは目の前でした……。やらない時は全くやらないのに、やる時はとことんやってしまうこの習性は、人生部面においてあまり良く働かないのではと最近薄々気づいてはいるのですが、こればっかりはどうにもなりません。とはいえ、この習性がなけりゃtyr鯖でたぶん3位以内の早さでホワイトスミスを廃カート乗りに成すことなど、できはしなかったでしょうが。
まぁ、早いからどうだと言われればそれまでで。自動攻撃搭をGvGで活用したいがためにホワイトスミスへ転生したのに、今回の新スキル実装でますますお蔵入りの可能性が高まってしまった今となっては、これ以上育成する気は皆無。武器精錬の成功率が上がる(と言われている)job60には多少未練がありますが、スキル再振りでGvGに必要のないBSスキルを思い切って削り、その分を露店スキルに回してしまいましたよ……。
結局、GvGにおけるホワイトスミスの意義は、防衛ではメルトダウン効果を乗せたヒットストップ役、EmC所持ギルドのマスターを目ざとく見つけて粘着し、攻城では弾幕に耐えつつ前衛の盾鎧を破壊することにあるのではないかと。ロキペアはまずコートしてあるし、後衛をハンマーフォールなりでかく乱しようと前衛ラインを不用意に抜ければ、まず阿修羅で仕留められてしまう時代ですからねえ。良く言えば混戦で暗躍する工作員といったところか。ハンマーフォールでぴよらせメマーで沈めた頭数を競い合うなんていう武勇時代は、もはや古き良き追憶のかなた。やることをやり、死ぬときは死ぬ。あいまいな個人プレイではなく徹底した組織プレイを要請する今日のGvGは、それでも地味に静かに面白い。
鯖の軽重や頻発するラグ・チグハグなゲームバランスといったシステム欠陥がいやおうなく、あるいは、役割意識や集中力の管理といったプレイヤーとしての成熟度が後押しするように、プレイヤーに対し、個人単位のRPGという孤立的な観点から、状況・戦局という関係的な観点へ移行することを余儀なくさせた結果、GvGにおける戦術的面白みをメンバー全員で味わうことが可能になったというわけです。身構えれば敵プレイヤーがいるから楽しいのではなく、振り向けば味方プレイヤーがいるから楽しいと、理想論ではなくお茶の間レベルで実感できるようになった気がします。
実際、動きが悪く目の前の敵を容易に倒すことができない、ポーションの発動が遅いからすぐ死ぬ、そういうどうにもならない現実に慣らされながら、それでもGvGに取り組んでいくと決意していった人たちが辿り着いた、せつなくも順当な"たしなみ方"なんですよ。良いメンバーと、良い同盟相手にめぐり合える幸せもまた、容易ではなく、発動も遅いもの。
うん、今の同盟とは長く続くと嬉しいですねえ。