僕のようなくだらないダメ人間が、この世に存在していて、いっぱしに空気と水を消費していてごめんなさい。本当にごめんなさい……。
先日、突如としてマンションの給湯器が壊れてしまって(16年は使っていた)、新しい機器が設置されるまでの間、外でお風呂を済まさなければならなくなりました。僕は、自分の体に関してだけ無意味にきれい好きで(部屋は全然きれいではないところがミソ)、毎日お風呂に入らないときちんと眠れないタチなんですね。ちなみに枕が替わっても眠れません。まったく、働いてもいないくせに生意気で手間のかかるヤツです。
本音を言えば、ここで幼なじみの女の子が「それじゃあウチのお風呂使っていいよ」とか言ってくれて、「悪いな」とばかりにいそいそとお風呂を借りようとしたら彼女がまだ入浴中、しっかり見たりしっぽり見せたり「きゃああああ!」でウフフなイベントCGが拝める展開を期待せずにはいられないのだけれど。
そんな幼なじみはご存知の通り僕にはいないので、幼なじみ候補者は2人ばかりいたけれど当時の僕の判断でフラグを立てず今日のこの申し訳なさへと至るわけです。
いや、それはもういいんです……いいんですってば。実は歩いて2分とかからないところに昔ながらの銭湯があったりするんですよね。煙突が立ってる「〜湯」(地元の町名が入る)みたいな名前の。しかしこの世知辛い世の中、400円で小さな銭湯に入るならば、500円で大きなスーパー銭湯に入りたくなるのが人情というものです。いえ、非人情。
というわけで、市内にいくつかあるスーパー銭湯のうち、ざぶんという所に行ってきました。平日の入湯料金550円で、100円払って会員になれば500円で入れるという安さ。それにしてはお風呂が充実していて、室内にはお約束の泡立ってるのとかサウナも標準装備、屋外の露天風呂なんて3種類もあるのです! 施設職員のお兄ちゃんがこまめに入ってきて洗い場辺りを片付けていたり、床はもちろんつるつる。シャンプー・リンスは置いてあるし、要所要所にベンチが設けてあって立ち眩みしやすい人への配慮も行き届いています。これじゃあ昔ながらの銭湯は敵いませんて、実際。
ただ、多少塩素臭いのが玉に瑕かな。まるでプールのよう。プールなのにスク水女子中学生がいないのも痛い(という発想が痛い)。
業者からの連絡はいまだなく、いったい何時になったら新しい給湯器が設置されるのだろうと訝しく思うものの、今はこの降って沸いたスーパー銭湯ライフを満喫するのもいいかなと、思ったりもしています。そしていつの日か幼女と(自主規制)。