仕事が終わって、ネクタイ締めたままビックサイトに向かったら、すごい雷雨。雨がおさまるまで国際展示場駅の出口でぼーっとしていました。1本500円のビニール傘は絶対買わない。だって、傘が2本も職場にストックしてあるのにどうして忘れてくるかな、かな。

心の中で言葉を思い浮かべるのと、実際に口に出してみるのとでは、効果が雲泥の差ですね。心の中で(ちくしょう)と思ったところであまり威力はないけれど、口に出して「ちくしょう」と表現すると、それはものすごく強制力があります。自分の言葉に自分が縛られるという現象を、人はもっと適切に活用すべきなのではないかと思うくらい。
何か夢があるとして、その内容を心の中でじっと思っているよりは、夕陽とか、夜空に向かって毎日叫んでいたりするほうが、実現度は高いのではないですか。だからこそ、僕は独り言が日増しに増えていくんだろうかなあ。

東京駅構内で京葉線に乗るための通路を歩いていたら、いったい自分が今これからピカチュウのイベントに向かっているのか、コミケに向かっているのかよくわからなくなってきました。「SUICAですか? はいはい僕も持ってますよ〜」。いやいや、やはり僕はコミケに行かねばならぬのだがね。
今日は閉幕際の企業ブースを回って、「planetarian original soundtrack」、「legato an original soundtrack of "ANGELTYPE"」、「Solstice an original soundtrack of "feeling coming spring"」を購入。
僕にとっては、ギャルゲーのグッズといえばサントラしかありえないので。企業ブースに行くということは、欲しいサントラがあるということ。音楽CD系は滅多に売り切れないのが僕には本当にありがたい。これだけあれば、明日の本戦は少なくとも耳は寂しい思いをしなくて済むでしょう。もう勝ったも同然だね。

突然の雷雨が、それまでの蒸し暑さを根こそぎ取り払ってしまったかのように、夕方以降は春先を思わせる清涼な空気。降られ損では終わらせないとばかりに、スーパー銭湯に行ってきました。ガキとかすぢとか入り乱れての争奪戦だったけれど(謎)、やっぱり大きなお風呂はいいですねえ。大きな自然の中に身を置くと自分のちっぽけさ加減に悩みも吹っ飛ぶように、足を伸ばして浸かるお風呂は、日常の中でせこせこ積みあがっていく緊張を、はらりと溶かし去ってくれます。(これで塩酸の匂いがなければ完全なんだけれども)
酒飲んでもう寝るだけ。ああ、しあわせ。