なぜかは知らないけれど、←に配置してあるはてなアンテナ、その行間が妙に縮まっている気がするんですけど、気のせいでしょうか。なんだか落ち着かないので、表示数を増やしてみました。

この世の中、あまり好ましくない意味で驚かされることは多々あれど、webをずいぶん更新していないなと思っていた(僕の好きな)絵描きさんが、久しぶりに更新したと思ったら、98レベルのハイプリを引退してもう3ヶ月になりますと言われた日には、恐ろしく好ましくない意味でたっぷり驚かされます。
http://park7.wakwak.com/~rkr/
貴方いったいどういう生活してんですかと。
いや、僕だって91レベルのホワイトスミスがいますけどね。91まで育ててみればわかる、98レベルの非尋常さ…。僕はまだ普通の人間で、まっとうな生活者でありたいから…。

 「ケータイやインターネットの普及で、若者の人間関係は狭くて濃くて窮屈になっている。24時間しんどい状況。リラックスしたい時、身の回りにありそうなドラマを見せられても気が休まらないのではないか」
 「自分が説教されるのはイヤだけど、自分とは関係ない他人が説教されるのを見て、仮想的有能感を抱いている面もあるのかもしれない」
 「みんな、逸脱するヒーローに深く感情移入しているわけではない。軽くひかれる、ぐらいではないか」(朝日新聞

「プレイヤーはその時々に応じて、都合よく自分の立場を置き換えることができる存在」と指摘したのは誰だったか(都合よく忘れました)。痛い思いをするのは主人公で、美味しい思いをするのはプレイヤー。エロゲーにも妙に道徳的で正義感あふれる説教臭いのがよくありますよね。語るだけ語っておいて、ベッドの上でも引き続きテツガクしてやがるような。
「リアルでない人とならストレスなく対峙できる」、ファンタジーでないと心が休まらないのだというのなら、僕らはいったいどこに住んで(棲んで)いるんでしょう。それはもちろん"自分の都合"に決まってはいます。
それにしても、仮想的有能感という概念は面白そうですね。なんとなくときどき、根拠はないけれどちょっぴり(回りの人間より)頭がいい・発想が豊か・真相を担っているような感じがするということなら、僕にも経験あるところです。
ま、そういう感じがしたところで一瞬後には、「馬鹿らしい」と、自らを冷笑の対象としてしまうものですが…。軽くひかれる、そう言えばまさにその通りで、"時代の均整"みたいなものでしょうかね。

見ず知らずの男女と体を密着しあい、8つ折りの新聞すら読むことままならない状態の車内で、マナーもへったくりもないよなというようなことを、車内アナウンスを聞くたび考えてしまいます。「マナー向上にご協力ください」、ああ、なんて白々しい、矛盾に満ちた物言いでしょう。マナー向上に協力願いたいのなら、まずマナーに適った振舞いをおこなえるゆとりをくださいよ。
朝な夕な「荷物当たって痛いんですけど」「しょうがないでしょ」的やりとりを目の当たりにして、つくづく思うのでした。GIGABEATが欲しいなと。