朝、小田急線の各駅停車に乗っていたら、いびきをかいて眠りこけるオヤジが周りに3人も出現。突如降って沸いたいびきの三重奏に、僕はなにやら不吉な、悪質な異次元とか寒気のする異世界に取り込まれてしまうのではないかと恐れをなしたものです。そりゃそうでしょう。もし貴方の周りに突然幼なじみの女の子と委員長の女の子と学校一のアイドルが出現したら、ここは異次元か異世界かと思ってしまうでしょう。そこにあるのは、嬉しいかうれしくないかの違いだけです! もちろん僕だって嬉しいほうがいいに決まってます! でも世の中そう上手くいくものではありません。パンを落とせばバターを塗った面が下になり、財布の中身は思ってたよりいつも少ないのです。
とはいえ、電車内で眠れるだけでも羨ましいというのに、いびきをかくほどに熟睡できるなんて(いびきをかいている状態は熟睡なのかしら?)、同じ人間とは思えないくらい素晴らしく革新的な体質だと思います。ニュータイプと言ってもいい。全人類が絶滅してもしぶとく生き残り、いつか人類を再興させていってくださいね。