値の張るGvG用装備品と買う楽しみ

 ラグナロクオンラインで大きな買い物をすると、リアルで欲しかったものを「生活苦しくなるだろうし、今月はちょっと控えようかな」と普通に思ってしまっている自分に気がついて、はっとするというような経験、ありませんか?ありませんかそうですよね……。
 GvG用の装備は概して高価で、しかも糸目をつける気もまったくないので、「GvGで効果がある」というアイテムの情報を聞きつけると、ついふらっと買ってしまうんですよね。ヴァルキリーシールドは実装してすぐに買ってたし、mdef+4が大きい赤いメガネもまだ安い頃に3Mくらいで買ったんだっけな。
 今日はさらに+7羽のベレーと、話題のノクシャスカードを購入(どっらも半端なく高かった……)。ノクシャスカードは自ら精錬した+7sマントに挿してみました(精錬にかかった経費も決して安いものではなかった……)。
 遠距離(魔法)攻撃の耐性効果がある四葉のクローバーのロザリオは、レベルが90になった記念に買おうと思っていたけど、市場にアリゲーターカードともどもまったく見当たらなくて、やむなくパプチカ森に1週間ほどこもって、2枚をゲット。まあ篭り始めて5日目に2枚立て続けにゲットできたので、運はいいほうなんだろうな。というかご祝儀確率?
 あと+7sブーツを買ってあるので、マーターカードを挿してMHPのアップを図ろうと思っています。本当は+6フレジットブーツがあるのでわざわざ用意する必要もないんだけど、8%より10%のほうが大きいしキリがいいじゃないのよというけちなのか強欲なのかよくわからない悪魔のささやき。それに防具は+7で揃えたいというのもあるしね。
 そうなると、ヴァルキリーシールドも+7のを欲しがるのでしょうか。いや、さすがにそれを買うだけの資金はもうないよ……。
 というか+7sブーツはノクシャスカードが靴に挿すカードだと思い込んで買ってしまったわけでは全然ありません。違うってばよ。はぁ、俺ってつくづくドジっ子属性だなあ……。
 ――こんな風にして(どんな風だ)より良いGvG用の装備品を買い揃えずにいられないのは、もちろん自身のキャラクターを強くしたいからだけれども、強くなるためという疑念を差し挟む余地のない目的と、予測に過ぎないとはいえ明確な結果のためにお金を費やすということの、純粋で清々しい楽しみがそこにあるからなんでしょうね。
 リアルで買うについて、それが生活必需品であれば買うことに楽しみなど見出せないし、趣味的なものであれば買う品物の選別、あるいは買うかどうかということについて少なからず迷うもので、迷うということは楽しみを刻一刻と奪い去ります。
 ラグナロクオンラインでずっと欲しかったものがついに買えて、うれしくて、するとリアルでずっと欲しかったものがなんだか色褪せて感じられ、「そんなもん別に急いで買うこともないんじゃね?」と思ってしまっている自分に気がついて、どきっとするというような経験、ありませんか?ありませんかそうですよね……。
 追伸。同盟のすごい人がメギンギョルドをゲットしたそうです。STR+40って。。。僕などとはもう住んでいる世界が違いますね。