ハルは俺の嫁、だけど宿がないから"お楽しみ"できない

 かみのけをきりすぎてしまった。1点
 床屋行くのめんどうだしお金も馬鹿にならないので、当分行かなくて済むようにたくさん切ってもらったら、案の定大変なことに……。
 は、春はまだかっ!?
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 こっちのハルはいいんだ、もう既に俺の嫁だから。

 というわけで、RO。
 1度目は特典で、2度目は補償で、このところ続いていた経験値1.5倍期間を活用してロードナイトを95レベルに上げてしまいました。思えば遠くに来たもんだ。
 とはいえBaseが上がってもMHPが増えるくらいしか楽しみはなくて(MHP補正装備で20k越え)、特に振りたいステータスもないのでポイントを余らせているんですけどね。あとjobのほうが今62で、スパイラルピアーズをマスターレベルにするのに65まで上げなければならないから、とりあえずそれまでは頑張ろうと思っています。
 しかし経験値テーブルがさすがに厳しくなってきました。
 Base94から95にあげるのに必要な経験値が71,510,400。約71M、転生前の98→99にするのに99M必要だったから、まあなんとかなるかと思えたけれど、95→96に必要な経験値が106,974,000。約107Mということで、ついに今まで経験したことのない要求値に突入しました。
 狩りをしながら、「もう上がっただろう」とパーセンテージを見ても全然増えていないんですよ。これが辛い。時給など経験値効率を計測していないので正確にはわからないんですが、40分くらいかかってやっと1%上がっているような感じ。
 これでは、真面目に狩りをしていればいるほどテンションが低下していくので、もっぱらGIGABEATでテレビを見ながらまったりと取り組んでいます。「気がつかないうちに1%上がっていた、よかった」というささやかな喜びを演出するシチュエーションがやる気維持には最適です。
 最近になってようやくs2角弓が出現するようになったのと(弓兄貴、落とさないときは何ヶ月も落とさなかったりする)、お餅が尽きて補給に戻るまでの1サイクルで3〜6個程度は拾える青箱だけが楽しみです。あとは、忘れてかなり経った頃にぽとんと落ちてる姉貴・兄貴カードとか。
 貯めに貯めた白ハーブがもうすぐ7K個になるので、これを売りさばいてもひと財産築けるでしょう。わくわくします。黄ハーブとか赤ハーブも一応拾ってるけど、これは金にならないだろうなあ……。
 106Mの次は、146M(97レベル)、174M(98レベル)ときて、最終的には343M(99レベル)という具合に必要経験値は増加していきます。GvG的に光っちゃうのはどうかなあと思わなくもないので、98で止めることになると思うのですが。なんとなく、今まで経験したことのない100M超という96レベルの壁を越えてしまえば、あとは惰性でなんとかなるんじゃないかなと思っていたりします。
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 例えるなら、未開の地に1歩足を踏み出せるかどうかが最も難しい事業なのであって、1歩踏み出してしまえば、2歩目以降は自然と着いてきます。人間の体はバランスを取らないと立っていられない仕組みになってますから。バランスを取ろうと、2歩目はより自然に、より生理的に着いてきます。
 とはいえ、1歩目を上手く踏み込めたので2歩目は楽だろうと思い、無頓着に後ろ足を上げたとたん、重心のかかった前足が砂に沈み込んでしまうというようなこともまた、よくある話で。今日のGvGはまさにそれでした。
 今回は当初より防衛主軸の作戦内容で、その通りB砦を中盤以降まで防衛し、さて終盤に差し掛かったのでいつもの通り勢力の一部を別砦に差し向けた途端、待ってましたとばかりに敵勢力にB砦を急襲されてしまいまして――。
 ギルマスの緊急招集ですぐさま引き返したものの、時既に遅くエンペリウムを割られ、一度は割り返したものの、終了間際に再び割られてしまって、再々反撃に移るだけの時間はもう残されていませんでした。
 派遣先はもちろん、本拠地も保持できず、宿なしに……。砦ゼロという戦果は、現在の同盟が結成されて以来初めてのことだそうです。それもすごいなと僕などは思ってしまうのですが、まあ完敗といって差し支えないでしょうねえ。
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 先月、砦の宝箱から出るアイテムがリニューアルされたのですが、その内訳が2月8日発売の「オンラインゲーム すごい攻略やってます。」という雑誌で明らかになったということもあるのでしょう。大手勢力が中盤に入るや否やこぞって防衛ターンに入り、今日のGvGは手堅く進行するんだろうなと思っていたところ、あの終盤で、ましてや最大手と言われもするウチが防衛する砦に全勢力を突入させるという決断は、なかなかできることではありません。
 やる気のない平凡な指揮官で砦宝箱のことが気になれば、もう時間もないしとりあえず椅子状態の砦でも制圧しておこうかと思いそうなものですからね。おそらく戦果なんてどうでもいい、GvGそのものを楽しんでいるということなのでしょう。
 だからこそ、「ちくしょう、してやられた」と口では言いつつ実はそれほど残念には思ってません。むしろ楽しかった、そう今では感じています。
 しかし僕もまだまだ修行が足りません。特にエンペ部屋に突入され、敵勢力のほうが優勢の場合の身のこなし方などは、いつまで経っても身につかない。ああいう場合は、EmC持ちギルドのマスターをいち早く見つけて、倒すか粘着することが最優先なんですけど。敵味方入り乱れての乱戦で、焦ったりもするし容易にできることではありません。しょせん言い訳にすぎませんが。
 1歩目を上手く踏み出せれば、2歩目は自然と着いてくる。最大手と目される勢力であれば、必ず終盤に2砦目を取りに来る。誰もがそう思うとはいえ、実際にその2歩目を本気で掬いにくるのはやっぱりすごい。何しろ先方は1歩目こそがそれなのですから。
 ちなみに僕はただの一兵卒なので、情勢認識が間違っている場合があります。僕がそう思いたがっているということで、ご承知置きください。