死んだあとに痛みは残らないと信じたい

腕とか、指の先とか、知らないうちに切っていたり擦っていたりで、赤くなっているのを見つけることがあります。「あれ? こんなところどうして切ってるのかな」と思うと、いまさらながら痛くなってきたりする。気がつかないとか、忘れていたとか、そういうことではなくて、これはきっと何かの『罰』なんです。気づこうが、忘れようが、罰は罰。このままだと、背中にナイフを突き刺されて、お風呂で背中洗うときに何か当たって、「あれ? こんなとこ――」という死に方をするのではないかと、ちょっとドキドキ。まあ、それはないか、死ぬときはさくっと死ぬ、当然だけど。