お酒に酔うという匂い

お酒を飲んで酔っ払って、用を足しに寒いところに出たりしたときの、あの独特の"におい"はいったいなんなんでしょうね。僕だけかなあ。こう、酔っている自分にわくわくしているような、気体だった酔い気が温度が下がることによって固形化して胸の中に落としこまれていくような、不思議な感覚。熱海の1泊1万円強のそこそこな旅館に母親と泊まりに行って、酒を切らして坂下のコンビニまで下駄履いて買いに出るときに、この感覚をよく堪能します。部屋ではぼやけて実感することのできない、酔っている自分自身を五感が把握しようとして、その結果報告を臭覚が代表して行ってくれているような。そういうわけのわからない、何の由来かまったくわからないにおい。きっと麻痺して誤作動しているんじゃないかと思うんですよねえ。
ってかこのやろう。俺が酒を飲めないってのかっ!?(←禁酒中) ちっ。エロゲーでも買ってくるか……。