2008年カレンダー調達

 コミケでは結局2008年のカレンダーを買いそびれ、何かないかなあとamazonのカレンダーストアを覗いていたら、男鹿和雄さんのアートカレンダーが安売りされていたので、購入してみました。
 男鹿和雄アート 2008年カレンダー
 なんというか、渋い……。一応12枚綴りなのだけど、思っていたより小さいサイズで、素朴な絵柄の風景画ということもあり、こじんまりとした印象ですね。自室のいちばん見栄えのするところに貼っておくようなタイプではなく、普段使っていない和室の、箪笥とか仏壇近くの空いている壁にさりげなく貼ってありそうな、そういうタイプ。
 お得意様として企業から贈られるというならまだしも、1500円払ってわざわざ買うカレンダーとはあまり思えないというところが、売れ残り、安売りされている理由でしょうねえ。しいていえば、豪華画集の初回特典。
 それにしても、2007年のカレンダーが「ひだまりスケッチ」2巻の特典でついてきたものだったから、同じ場所を引き継ぐには、ちょっと芸風が違うかなと思わなくもありません。2006年はたしか「さくらむすび」のカレンダーだったのだから、なんというか……。
 そういえば、正月に放映していた、年越しを繁華街で迎える若者の姿を撮影したニュース番組で、渋谷の次に秋葉原が紹介されていたんです。萌え福袋を開けて、中から等身大ポスター(あの絵柄は七尾奈留)を取り上げた男性を仲間連中がはやし立てているというような痛い映像、明らかにコミケ帰り打ち上げついでの年越し風情を母親と見ていたら、
 「あんたもああいうのが好きなんでしょ」、と母親。
 「いや、僕はもうああいうのからは卒業したんだ……」
 歯切れ悪く居間を後にし、自室に戻ると、なぜか翠星石フィギュアが引っくり返っていました。
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 ズロース丸見え。なんてベタなリアクションだろう。最近のフィギュアは良くできているなあ……。