例のニュースに触発されて餃子を作る

 テレビで中国製冷凍餃子がどうとか、あまりにもうるさく餃子の映像もさんざん見せられるから、無性に餃子が食べたくなってしまい、素直に作ってみました。餃子に素直になるとは、僕にとって出来合いのものを買ってくることではなく、包むことですから。
 正月にも作った気がするけれど、妹が食べたいというもので、まいっかと。
 いつも通りの100個分のつもりが、今回はやや飴が残ってしまったので、20枚パックの皮を買ってきてまた包む予定。結局120個か……。
 今後のために今回のレシピをメモしておきます。何ごとも、向上を望むならまず現状分析ですから。

---材料---
豚挽き肉700グラム
白菜1/2
ニラ2把
長ネギ2本
ニンニク6かけ(好みで)
ショウガ汁適量

      • 調味料---

ゴマ油大さじ4
紹興酒(なければ料理酒)大さじ4
オイスターソース大さじ4
醤油大さじ3
鶏がらスープ5グラム*2本

      • その他---

卵1個
片栗粉適量

 砂糖と塩、あと味噌も入れていたんだけど、母親が入れないでいいというので入れないで作ったら、多少味が物足りないような気がしたなあ、自分的に。なんと言われようと次はちゃんと入れよう。まあ僕の「適量」に関するさじ加減スキルを母親は疑っているということなんだろうけどね。
 あとしょうがの風味が少し強かったのは好みが分かれるところ。一口食べてむわっと広がるしょうが風味、それはそれで悪くない。味を良くしたいならしいたけを入れればいいんだろうけど、僕はしいたけが苦手なので。残念。
 100個以上作る場合だと、全体的に調味料の料も若干増量したほうがいいかもしれません。ただ、我が家は唐辛子入りのラー油をつけて食べるから、そもそも餃子の味自体それほど濃くする必要はないのかも。
 隠し味だとか、テレビでやっていたからとか、バランスを考えずいろんな調味料を次々入加えるようになっていったけれど、ここいらで一度原点に立ち返ってみる必要があるな。シンプルに、求められる味に必要な調味料だけを入れる。戦艦に搭載する武装じゃないんだから、なんでもかんでも入れればいいというものではないなと、改めて思ったのでした。
 しかし笑えるのは、母親が材料費をケチって(本人は豚ひき肉がなかったと言い張っている)牛豚の合い挽き肉を買ってきたんだけど、まったく違和感を感じなかったこと。合い挽きとかいいつつ、牛肉の割合がいったいどれほどのものか……。
 ほとんど男ばっかりで、ばあちゃんがひとりいるだけでも、混浴は混浴だもんなあ。