1万円と、2万円

 今年の1月に契約したUSEN光ファイバーサービス。
 そのキャンペーンの目玉の一つであった「キャッシュバック1万円分」が、普通為替でようやく届けられました。
 以前のエントリーでも書いたように、契約して早々利用料金が値上がりしたり、微妙すぎる定額ビデオサービスを1ヶ月無料と言っておきながら10日間も利用できなかったりと、USENという会社のクオリティが非常に低いということは、もう疑いようがなくて。
 けれどこの1万円の価値はUSENのそれとは無関係で、とりとめもなくうれしい。貧乏な僕にとって1万円とはかなり大きいわけです。何しろ、1万円もあれば新品エロゲー1本、中古なら2本はかたいじゃないですか。焼肉だって、1万円もあれば高級カルビとか高い肉食べ放題ですよ?
 うっほほーい。
 しかし、どうしてか素直に喜べない。
 なぜなら、最近ウチのポストに入っていたUSENのチラシ、僕が契約を決めたチラシとほとんど同じ、モノクロ印刷のペラペラ1枚の粗末なそれに、
 「キャッシュバック2万円」
 と記載されているのを見つけてしまったからです。
 2万円…。
 2万円って、1万円の2倍だよな…。
 2万円もあれば新品エロゲー2本、中古なら4本はかたい。焼肉だって、超高級焼肉店で超高級カルビとか超高い肉超食べ放題。
 ちくしょう――。
 世の中には、知らない方が幸せになれる事実があふれていますね。
 っていうかウチのポストにもうチラシ入れるなよUSEN。クオリティが低いどころか悪質じゃないかよそれ…。