0-01-11から1日間の記事一覧

I'm always close to you

岡崎律子さん、素敵な音楽をどうもありがとう。本当に。 そして、ゲームの出来はともかく、岡崎律子さんの音楽を採用した企画自体は素晴らしい。「シンフォニック=レイン」も、"一応"ありがとう。

拍子抜けしてしまった、グランドエンドへの願い

この作品のヒロインシナリオ攻略順序には規制がかかっていて、ファルシータ、リセ、トルタのGood Endを経た後、新たな2つのシナリオと3つのGood Endが開放される仕組みになっている。後半の2つのシナリオは、真トルタシナリオと、フォーニシナリオ。しかもそ…

岡崎律子さんに対してひどく申し訳ないゲームクォリティ、深く反省せよ

岡崎律子さんの音楽のファンであり、Q'tronのシナリオのファンであるからこの作品をプレイし、そもそもミュージックアドベンチャーなどどうでも良かったし、というより「演奏パート?何それ」な僕の見解である。取るに足らないものである。どうしてもゲーム…

シリーズ宿命の演奏パートが奪った表現可能性

「シンフォニック=レイン」という作品が、ミュージックアドベンチャーゲームと名づけられたシリーズに列なる作品であることの宿命として挿入される、コナミの「ビートマニア」を彷彿とさせるゲームパートは、「シンフォニック=レイン」という作品にとって…

雨の意味するもの

雨というものは、性質的に世界を閉鎖する。雨音は他の音を消し去り、雨雫は他者との関係を拒絶し、雨雲は太陽光を遮断し、雨色は世界のカラフルを無効にする。閉じられた雨の世界。それが劇中、主人公のそのときの感情や心境によって雨音や雨勢を変化させて…

主人公が攻略される恋愛ゲーム

「計算高い振りをして、嘘をついて(略)でももっと単純に、クリスの側にいられるだけで幸せだと感じられるのも、また真実だった」 「本当に、クリスは馬鹿だった。でも、そこが良いところでもある」 この作品は、主人公(クリス・男)がヒロインによって"攻…

シンフォニック=レイン

■プラットフォーム-Windows■制作-工画堂■発売日-2004/03/26■攻略参考-星巻き寿司■クリア進度-コンプリート■最終更新日-2005/02/17■ネタバレ指数-50%

メイドと紅茶にまつわる連篇集Ⅱ

「おじいさんは本当に、お孫さんが大好きなのですね」 「そりゃあもう、目に入れても痛くないくらい愛しておるのじゃ」 「でもそんなに目を細めていたら、入るものも入りませんね」 「それもそうじゃの、かーっかっかっかっ!」 「あはは」 とある屋敷の一室…