私が料理を作るのは、貴方が食べてくれるから

料理というのは素晴らしい、僕はつくづくそう思います。 僕(貴方)が料理を作るのは、貴方(僕)が食べてくれる(食べる)から。この論理とも呼べない"信じ合い"に一片の疑念も差し挟めないというのが、むしろたいへん喜ばしくて。 もちろん、自分が食べる…

マスコミというものが好かれない理由

マスコミというものが、思考・思想の方向付けについて多大なる影響を及ぼしていながら、当該人々にとってあまり信用・信頼されていないのは、彼らが本質的に"都合がよすぎる"からではないかと思うのです。 マスコミが、その紙面なりメディアでマスコミという…

ゆっくりできるということと、ゆっくりだということ

NHK教育だったかな。 ある、介護施設で働く男性職員について取り上げていました。 その男性は軽度の知的障害をもっていて、これまでさまざまな会社で働いてきたけれど、「作業スピードが遅い」という理由で辞職を余儀なくされ、職を転々としてきたあげく介護…

脳内チップと萌え顔メーカー

病気で失われた視力を、電子機器の「目」で再生しようとするという技術が、実用化に近づいている。(略) 世界の大半のチームは、眼内に埋め込んだ装置から電気信号が出る方式だが、脳へ直接、チップ「情報処理経路」を埋め込む研究も一部で行われている。実…

「う、産まれるぅ」

「産気づいたよ」と、90歳の父が言った。 「誰が?」と尋ねると、「オレが」という返事が返ってきたからのけぞった。 「お父さん大変! じいちゃんが産気づいたって」。隣室にいた夫に大声で伝えると、夫と2人で大笑いになった。 父はその間、キョトンとした…

小麦値上げ機にコメ消費増加を

子どものころ、パンやめん類はちょっとしたぜいたく品でした。明治生まれの父はよく言っていました。 「コメの方が価格は安定している。栄養価も高く、なによりおいしい。日本人はコメを食べるべきだ」 父の言葉を思い出したのは、政府が製粉会社に売り渡す…

もろいからこそ愛おしい、自費出版と同人誌

我が家の書棚の隅に、著者名が「私」という一冊の本がある。奥付にこそ、3版と印刷されているが、この本、実は市中に一度も出回った実績がない。1版1冊、ワープロによる私の手作り本だからである。 第1版は6年前、結婚する長女に記念品として贈ろうと作った…

ReadMe!が連れてくる当時の空気

□ 休止にあたり運営者より御挨拶[from 駄文にゅうすさん] 今はもう僕は、このwebはアクセス解析どころか、カウンターすら設置していなくて。 いつの頃からだったろう、そういうのがほとほと嫌になっちゃったんですよね。なんというか、設置してしまうとどう…

イージス艦艦長と給仕

海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事故と、それへの対応のまずさに端を発する石破防衛相の辞任問題は、親族の方が政界要人にしたためた手紙で一気に沈静化したおもむきがあります。 結局は事故、ということでしょうか。 ここぞどばか…

行為を捉えて人を捉えず

べっ、別にラグナロクオンラインのパッチサーバーに全然つながらないからブログの更新でも済ましとくかっていうわけじゃないんだからねっ。 「映画のワンシーンのような光景を見て感動したよ」(略) 信号待ちする群集の中で、男性がたばこを吸っていたそう…

きゅぽっ

縦長、横長、円形と、いくつも並んだ化粧用のコンパクト。(略)「使った後、ふたを閉めた時の音が心地よく聞こえるものと、そうでないものとがあります」 女性になじみの深い、「パチン」という小さな音。その音を研究し、心地よい音(快音)にしようと、(…

求)「グレンラガン」ベストエンド

□ 角川書店 劇場版『天元突破グレンラガン』 制作決定(from BOGARD La+さん) きたー。 きたきたきたよきましたよ。 どっこい僕は信じてたけどね。 まあ本当は、予想はしたけど実現はしないだろうと踏んでたんですが――。 そりゃもう当然絶対観に行く3度は必…

テレ東日曜朝8時半の意志

本日放送のテレビ東京アニメ「メイプルストーリー」、第21話「父さんからの手紙」を見たでしょうか。 僕の中では、第7話「母さんは大どろぼう」に勝るとも劣らない、しみじみとした好いお話でした。まるで25分とは思えない、ちょっとした劇場版アニメーショ…

思いやリレー

自動ドアではなく、両開きのドアでした。 コンビニに入ろうとしたとき、僕の直前に入っていった人がドアを開けたまま待っていてくれたんです。 僕はそそくさと入って、 「どうもすいません」 パンを1個買って袋はいらないと告げ、ドアを開けて出ようとしたら…

強くなりたいね

理不尽なこと。 自分にまったく非がないとは言わないけれども、そこまでするか、というようなこと。 不当なことなのに、怖くて足が竦み、わかっているのに胃は痛くなるし、吐き気まで覚える始末で、その日1日何も手がつかなくなる自分が本当、嫌になります。…

細木数子について考えてみる。

細木数子が出演している番組のひとつに、彼女が直々に調理することで有名な、"おふくろの味"を紹介するコーナーがあるんですけどね。その回のテーマがすいとん。 すいとんっていうのは、改めて説明するまでもないと思うけれど、味噌ベースの汁に野菜中心、だ…

いい写真が撮れました。

RO

週刊「にんじゃもんじゃ」、今週のスクープ! 太ももフェチには堪えられないナイスショットが撮れたので貼っておくでござるよ。穴が開くまで見つめるがよろし。 ちなみに僕の忍者な彼女、71レベルになりました。 最近はもっぱら時計塔3階でアラーム狩り。と…

あの思い出が今、よみがえる

□ 我が心の脱衣ゲー第1話 麻雀ダイヤルQ2(あたっく系)(from BOGARD La+さん) うーわー。 先日書いた思い出の脱衣麻雀ってこれだよこれ。ありがとうテラチュウさん、というかこっ恥かしくてヘンな汗が出てきちゃったよ……。 それにしても、部分部分でずい…

いのちほとばしる祭りのあと

先月出産をし、新生児を連れて実家に帰ってきていた妹が、この日曜日に自宅へと戻っていきました。 もう二度と参加したくはない祭りのあとのような、大部分のホッとした心地と、認めていいものか多少悩ましい寂しさ。まるで生気が抜けたかように、以前はそれ…

脱衣麻雀と「マッチ売りの少女」

「マッチ売りの少女」という童話をご存知でしょうか。 そりゃ知ってますよね、「馬鹿にするな」って感じですよね、ええもちろん、そうだろうと思ってました。 でも僕は、この年になるまで「マッチ売りの少女」の結末を知りませんでしたよ。 先日母親が妹の赤…

今の彼女は別のぞうさんが好きなんだろうか

今年1月、都内のイベント会場を訪れると、舞台には黒いワンピース姿の少女(8)が立っていた。「小学校の給食は何が好き?」「大人になったら何になりたいの?」。司会者からの質問に、少女は恥らいながら「女優さんになりたい」などと答えた。客席には男女1…

ご都合的な善、混迷する悪

□ 同級生の全裸写真撮影、サイト投稿 容疑の高校生ら4人逮捕 県警少年捜査課は18日、いずれも横浜市内の県立高校1年の男子生徒ら4人(いずれも16歳)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童ポルノ製造、公然陳列)などの疑いで逮捕したと発表した。 …

「サッちゃん」を歌うお祖母ちゃん

童謡を歌う喜びを分かち合うことを目指して、「全国童謡・唱歌フェスタ」が先月、東京で初めて開かれ、仙台から長崎まで全国15の愛好グループが参加した。「サッちゃん」「雀の学校」など、美しく親しみやすい旋律が歌われる度に、子供からお年寄りまで客席…

やってることはマジシャンと変わらないんだけど

RO

ニンニン。 というわけでおもむろに始まった忍者育成の日々は、やけにめんどくさい転職クエストをこなしアマツにて発祥しました。というかアインブロックに初めて行ったよ(実話)。昔ウィザードを育てていた頃の装備でまだ処分していなかったものを流用して…

「よく掃除をしてくれたで賞」

ある冬の休日、暮れかけたころに私の携帯電話が鳴った。担任している4年生のB子からだった。 「塾の帰りに、道ばたのゴミを拾っていたら、畑仕事をしているおばさんが、『えらいねえ。これ、家族で食べて』と野菜をくれました。とてもうれしくて、家族のみん…

忍者はじめました

RO

突然ですが、忍者はじめました。 ロードナイトの育成が飽きたというというわけではないんですが、いや、飽きたといえばこれほど飽き飽きしてるということはないんですがそれよりも。同盟ギルドに所属している女の子忍者が妙にかわいく思えてしまって。ちょっ…

つむりん、やさしい友だち

つむりんは将来立派なギャルゲーのヘタレ主人公が張れるに違いない、というお話。 テレビ東京で日曜朝に放映しているアニメ「ぷるるんっ!しずくちゃん あはっ☆」、取り上げるのは第16話の後半エピソード「つむりんの冬の恋物語」、作品では脇役に過ぎない彼…

「触れるような状態だったんですか?」

瀬戸内寂聴と鎌田實の対談番組を見ました。 その中で、鎌田さんが診療する病院に通院している患者さんで、鎌田さんのおちんちんを触らないと帰らないおばあちゃんのエピソードが紹介されていました。 その番組は平日の午前中に放映されていたんですけど、「…

バレンテインデーの話<むかし>

小学生のころ、隣の席の女の子にもらったチョコに添えられた手紙に 「こんかいは義理だけど、来年はそうじゃないかもしれないから かくごしとけよ!」 と書いてあって、女の子って同い年なのに どうしてこうも大人びてるんだろう、と思ったものだ。(覚悟っ…

バレンタインデーの話<いま>

今年のバレンタインチョコは2個でした。パートのおばちゃんと、妹から。 出産祝いのお返しを買いに出たついでに買ってきてくれた妹チョコは、想定外だっただけにうれしさ倍増でした。見るからに1000円以下だけど、文句は言えない、だって妹の出産祝いも贈れ…